ジェノヴァ港
ウィキペディアから
古代において、ジェノヴァは強大な海洋国家であり、「華麗な都市」としても知られていた。ジェノヴァ港 (イタリア語: Porto di Genova) は、地中海に面するイタリアの国内で有数の海港である。5160万トンの貿易量があり、トン数ではイタリア最大、TEUではジョイア・タウロのトランシップ港(2012年時点で210万TEU)に次いで、2番目の規模を誇る[4]。この港は、解体場所としても使用されており、コスタ・コンコルディアが解体された港としても知られている[5]。
ジェノヴァ港 | |
---|---|
サンピエルダレーナ地区にある旧ジェノヴァ灯台 | |
所在地 | |
国 | イタリア |
所在地 | ジェノヴァ |
詳細 | |
開港 | 1000年 |
管理者 | ジェノヴァ・ポート・オーソリティ |
種類 | 人工 |
水域面積 | 500ヘクタール |
陸域面積 | 700ヘクタール |
面積 | 1200ヘクタール |
従業員数 | 4,274人 (2009年)[1] |
統計 | |
発着数 | 6,619 (2012年)[2] |
取扱貨物量 | 51,391,247 (2012年)[2] |
コンテナ数 | 2,064,806 TEU (2012年)[2] |
売上高 | 7160万ユーロ (2012年)[3] |
主要貿易品 | 石炭、鉄鋼、石油、化学製品、食料品 |
公式サイト | Autorità Portuale di Genova |

構造上の特徴
ジェノヴァ港の面積は、約700ヘクタールの陸地面積と500ヘクタールの水面積からなり、海岸線22km以上にわたって続き、47kmの沿岸道路と30kmの現役の埠頭が存在する[6]。
港には4つの主な入り口がある:
- 東内港 - 古い港湾地域の旧港から造船所やサンピエルダレーナのターミナルへとアクセスが可能である。
- 西(コルニグリアーノ)内港 - 主にILVA埠頭で船の運用に使用されている。
- ムルテド入り口 - 石油ターミナルの機能やフィンカンティエリ造船所として運用されている。
- プラ入り口 - 港の西端地域でコンテナターミナルとして運用されている。
旅客ターミナル
旅客ターミナルの埠頭は、25万平方メートル以上にわたっており、クルーズ客船のための5つの停泊地と、フェリーのための13の停泊地がある。また、年間400万人のフェリー旅客、150万台の自動車と25万台のトラックを輸送できる[7]。
ポンテ・デイ・ミッレの歴史ある乗り場は、現在技術的に発展したクルーズターミナルとなっている。世界で最も近代的な空港を参考に設計された施設で、何千人もの乗客を運ぶ最新の客船の乗下船がスムーズに行えるようになっている。
3番目のクルーズターミナルは現在、穀物輸送のための埠頭が存在したポンテ・パロディの再開発エリアにて建設中である。
灯台
港内には2つの大きな灯台がある。高さ76メートル (249フィート) の歴史的なジェノヴァ灯台と、港の東端に位置する小さなプンタ・ヴァグノ灯台である[8]。
マリーナ

コンテナターミナルや旅客ターミナルの他にも、造船所や他の産業、貨物施設が港内には存在し、さらに多くの帆船やヨットが停泊するいくつかのマリーナもある[9]。
- 展示センターのマリーナ(305の停泊地)
- ドゥカ デグリ アブルッチのマリーナ - ヨットクラブ・イタリアーノ(350の停泊地)
- モロ・ヴェッキオのマリーナ - 旧港(150m以内のヨット用160の停泊地)
- ポルト・アンティコのマリーナ(60m以内のヨット用280の停泊地)
- ジェノヴァ・アエロポルトのマリーナ(500の停泊地、スーパーヨット用の新施設)
- プラマリーナ - 旧プラビーチ、現在の「Fascia di Rispetto di Pra'」にある(1000の停泊地)
出典
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.