Remove ads
2004年に発売された工画堂スタジオによるコンピュータゲーム ウィキペディアから
『シンフォニック=レイン』(symphonic rain)は、2004年3月26日に工画堂スタジオくろねこさんちーむより発売された全年齢対象パソコンゲームである。かつて工画堂スタジオが開設していたモバイルサイト「エンジェリックタウン」(運営:オペラハウス/丸紅テレコム)でもプレイが可能であった。
シンフォニック=レイン symphonic rain | |
---|---|
ジャンル | ミュージックアクションゲーム |
ゲーム | |
対応機種 | Windows 98/98 SE/2000/Me/XP Windows 7/8/10,Nintendo Switch(HDリマスター版) |
開発元 | 工画堂スタジオ |
発売元 | 工画堂スタジオ 光譜資訊 韓国富士通 |
キャラクターデザイン | しろ |
メディア | DVD-ROM x1 CD-ROM x2(CD-ROM版) ダウンロード(HDリマスター版) |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2004年3月26日 2004年11月11日 2005年5月25日 2005年6月24日(愛蔵版) 2005年12月22日(愛蔵版) 2007年9月18日(愛蔵版,ダウンロード版) 2007年11月22日(普及版) 2017年6月15日(HDリマスター版) 2018年12月13日(HDリマスター Switch版) 2021年4月23日(新普及版) |
レイティング | 全年齢 |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 9 |
セーブファイル数 | 99 |
コンティニュー | あり(ミュージックアクションパート) |
画面サイズ | 640×480, 1280×720(HDリマスター版) |
全画面表示モード | あり |
音楽フォーマット | リニアPCM OKI ADPCM(ミュージックアクションパート) |
キャラクターボイス | あり |
テンプレート - ノート |
音楽を担当した岡崎律子の『Ma memoire』からプロデューサーの貝阿弥範明が着想を得て企画された。工画堂スタジオウェブサイト内愛蔵版の紹介ページではコアと表現されるなど岡崎の音楽から強い影響を受けている。また、発売直後に亡くなった岡崎にとって遺作ともいえる作品である。愛蔵版の特典CDの記述や時期的な観点から明らかだが、曲は闘病生活中に作られている。
架空の楽器「フォルテール」をキーボード上で演奏するミュージックアクションパートがあるため、『エンジェリック・コンサート』、『AS~エンジェリックセレナーデ』に続く工画堂スタジオミュージックアドベンチャーシリーズ第三弾とされる。しかしながら、ミュージックアクションパートは設定でスキップさせることも可能なので音楽ゲームとしての要素は薄い。 むしろ、丁寧に伏線が張られた西川真音によるシナリオ、落ち着いた色調のしろの手になる原画、キャラクターの心情を丁寧に表現した音楽、これらの要素の融合が特徴である。
一年中雨が降る街ピオーヴァ。フォルテニストになるべくそこの音楽学校に通う主人公は、卒業まで数ヶ月なのに卒業演奏のパートナーが決まっていなかった。主人公は無事にパートナーを探しだし卒業演奏を成功させることが出来るだろうか、それとも…
キャラクター名の多くはイタリア語からつけられた(ただし、ゲームを終えるまで辞書等で意味を調べるのは避けた方がよい)。また、この作品ではクリスマスをナターレと呼ぶなどイタリア語を使っていることが多い。
オリジナルノベルが様々な媒体で多数発表されている。それぞれ本編を補完する内容であり、物語の核心に触れるものも含まれている。そのため「プレリュード」など一部を除き、公式サイトやマニュアル上では全てのエンディングを迎えてから読む事が勧められている[1]。
2024年のインタビューで、発売直後は売れ行きも反響もあまり良いものではなかったが、最後までプレイした人からの評価は高い。反響が広まり、工画堂スタジオ内でトップクラスの売り上げへと伸びたと述べられている。[2]
カラーフェード(COLORS FADE)は、工画堂スタジオにより2009年に発売されたオリジナルノベルである。テキスト:西川真音、イラスト:しろ、2009年12月29日初版。
シンフォニック=レインのシナリオライター、イラストレーターコンビの再結成作として告知、執筆された。同コンビの作品はこれ以前にもビジュアルノベルのオリジナル作品が存在したが、前作が独立した作品として扱われているのに対して、今作はシンフォニック=レイン関連作としてカテゴライズされている[3](本編とストーリーの繋がりはない)。2009年12月に開催されたイベント「コミックマーケット77」で初めて販売された。ジャケットイラストテレカを同梱したセット版、書籍単品版の2形態で提供されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.