シンク (アレサ・フランクリンの曲)

アレサ・フランクリンの曲 ウィキペディアから

シンク」(Think)は、アメリカ合衆国歌手アレサ・フランクリン1968年に発表した楽曲。フランクリン自身と、当時の夫であったテッド・ホワイトが共作した。1968年のアルバム『アレサ・ナウ』から先行シングルとしてリリースされた。歌詞は自由をテーマとしており、フェミニストの賛歌としても評価されている[8]

概要 「シンク」, アレサ・フランクリン の シングル ...
「シンク」
アレサ・フランクリンシングル
初出アルバム『アレサ・ナウ
B面 ユー・センド・ミー
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1968年4月15日 ニューヨーク アトランティック・スタジオ[1]
ジャンル R&Bソウル
時間
レーベル アトランティック・レコード
作詞・作曲 アレサ・フランクリン、テッド・ホワイト
プロデュース ジェリー・ウェクスラー
チャート最高順位
  • 7位(アメリカ[3]
  • 9位(オランダ[4]
  • 26位(イギリス[5]
  • 32位(ドイツ[6]
  • 100位(日本[7]
アレサ・フランクリン シングル 年表
愛する貴方を失くして
(1968年)
シンク
(1968年)
ザ・ハウス・ザット・ジャック・ビルト/小さな願い
(1968年)
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反響・評価

アメリカではBillboard Hot 100で7位に達し[3]、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは3週にわたって1位を獲得した[9]。また、シングルのB面にはサム・クックのカヴァー「ユー・センド・ミー」が収録され[9]、この曲も『ビルボード』にチャート・インしてHot 100で56位、R&Bシングル・チャートで28位を記録した[3]

全英シングルチャートでは9週チャート圏内に入って、最高26位に達した[5]

ピッチフォーク・メディアのスタッフが2006年に選出した「1960年代のベスト・ソング200」では15位にランク・イン[10]

セルフ・カヴァー

フランクリンは1980年の映画『ブルース・ブラザース』に出演した際、劇中で「シンク」を歌っており、このヴァージョンは同作のサウンドトラック・アルバムにも収録されている。また、1989年のアルバム『愛の嵐』(原題:Through the Storm)において「シンク」をセルフ・カヴァーしている[11]

他メディアでの使用例

フランクリンの歌唱による「シンク」は、上記『ブルース・ブラザース』におけるセルフ・カヴァー以外にも多くの映画のサウンドトラックで使用された。例として『想い出のジュエル』(1988年公開)[12]、『8月のメモワール』(1994年公開)[13]、『ダンボドロップ大作戦』(1995年公開)[14]、『同級生』(1998年公開)[15]、『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004年公開)[16]等がある。

日本では、2013年にジーユー「レギンスパンツ」のコマーシャルソング[17]2014年開始の『痛快TVスカッとジャパン』の使用曲、2019年にサントリージムビーム」のコマーシャルソング[18]として使用された。

カヴァー

脚注

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