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日本のライトノベル ウィキペディアから
『サイレント・ウィッチ』は、依空まつりによる日本のライトノベル。2020年2月から同年10月まで『小説家になろう』にて連載され、2021年6月から書籍版がカドカワBOOKS(KADOKAWA)より『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』のタイトルで刊行されている。イラストは藤実なんなが担当している。
サイレント・ウィッチ | |
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ジャンル | 学園[1]、ファンタジー[2] |
小説:サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと | |
著者 | 依空まつり |
イラスト | 藤実なんな |
出版社 | KADOKAWA |
掲載サイト | 小説家になろう |
レーベル | カドカワBOOKS |
連載期間 | 2020年2月20日 - 10月3日 |
刊行期間 | 2021年6月10日 - |
巻数 | 既刊11巻(2024年8月現在) |
漫画:サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと | |
原作・原案など | 依空まつり(原作) 藤実なんな(キャラクターデザイン) |
作画 | 桟とび |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | B's-LOG COMIC |
レーベル | B's-LOG COMICS |
発表号 | 2021年Vol.102 - |
発表期間 | 2021年7月5日 - |
巻数 | 既刊4巻(2024年5月現在) |
アニメ | |
原作 | 依空まつり |
放送局 | 未発表 |
放送期間 | 2025年 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
2020年11月からは本編『サイレント・ウィッチ』のその後を描いたエピソードや、本編に入りきらなかった小話が『サイレント・ウィッチ(外伝)』にて連載され、2024年8月に完結した[3]。また、サイレント・ウィッチ本編よりも前に『記憶喪失軍医ロザリー・ヴェルデの考察』という本編の元となる作品が小説家になろうにて2019年11月から2021年2月まで連載された[4]。なお、この作品は『サイレント・ウィッチ -another- 結界の魔術師の成り上がり〈上・下〉』として書籍化された。
メディアミックスとして、『B's-LOG COMIC』(KADOKAWA)にて桟とびによるコミカライズ版がVol.102(2021年7月配信)より連載されている[5]。2025年にはテレビアニメが放送予定[6]。
モニカ・エヴァレットは世界で唯一の無詠唱魔術の使い手であり、史上最年少の15歳で王国最高の魔術師・七賢人に選ばれる。しかし、モニカは極度の人見知りであり、無詠唱魔術も人前で話さなくていいように練習して会得したものだった。七賢人に選ばれたモニカは同期のルイス・ミラーに学園に編入して、第二王子を護衛する極秘任務を押しつけられる。
声の項はアニメ版の声優。
国内の3つの名門校の総称。[20]貴族の子女達の名門校「セレンディア学園」、神殿傘下にある法学に秀でた「院」、魔術師養成機関の最高峰「ミネルヴァ」。
著者曰く、本作は「1800年代あたりの近代ヨーロッパ」をイメージしており、魔術などのファンタジー要素が取り入れられている。時代設定を近代にした理由について著者は、「ストーリーに登場させる小道具や概念などに合わせて、文明レベルも引き上げる必要があった」からであると語る[2]。ミステリの要素や派閥争いといった側面はストーリーを面白くさせる要素に過ぎず、本作の主軸は主人公のモニカ・エヴァレットの成長ドラマとなっている[2]。
本作の設定自体は執筆前に出来上がっていたものの、前もって世界観やキャラクターを固めたいという著者の考えから、先に本作から2年前の世界を描いた物語「記憶喪失軍医ロザリー・ヴェルデの考察[4]」を執筆し、その後本作を執筆するに至っている。「記憶喪失軍医ロザリー・ヴェルデの考察[4]」はルイス・ミラーというキャラクターからストーリーが構築されているが、本編はモニカというキャラクターからストーリーを構築しており、世界設定に関しては魔術の普及具合や発展具合が世界観を固める上で重要であることから、魔術が便利になりすぎないようにしている[2]。
2024年8月時点でシリーズ累計部数は60万部を突破している[21]。「次にくるライトノベル大賞2021」では総合部門で13位、WEB発単行本部門で8位[22]、「次にくるライトノベル大賞2022」では単行本部門で5位をそれぞれ獲得している[23]。『このライトノベルがすごい!2022』(宝島社)では総合新作部門7位[24]、単行本・ノベルズ部門2位を獲得している[25]。『このライトノベルがすごい!2023』では単行本・ノベルズ部門4位を獲得している[26]。
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