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日本の雑誌 ウィキペディアから
『コミックヘヴン』(COMIC HEAVEN)は、日本文芸社が2012年より刊行している月刊漫画雑誌[5]。『週刊漫画ゴラク』増刊、毎月27日ごろ発売[6]。
本項では、2010年から2012年まで刊行されていた前身誌の『さくらハーツ』(SAKURA HEARTS)についても記述する。
前身の『さくらハーツ』は『週刊漫画ゴラク』の増刊として2010年12月9日に創刊した。美少女キャラクターを中心とする萌え路線を敷き、連載陣の大半が成人向け漫画出身者で占められていたが同じ隔月刊発行の競合誌である『チャンピオンRED いちご(以下、いちご)』(秋田書店)や『COMICすもも(以下、すもも)』(双葉社)に比べると扇情的なお色気路線の漫画は少なく、創刊号のキャッチコピーでは「熱いハートに、恋するハート!! オレたちの新少年コミック誌!!」と「少年誌」であることを強調していた[1]。
『さくらハーツ』としての刊行は2012年4月9日発売の第9号を以て終了し、同年8月9日に『コミックヘヴン』とし新創刊した。創刊当初は連載の大半を『さくらハーツ』より継承していた。誌名には「漫画=天国」の思いが込められている[5]。キャッチコピーは「強刺激満載の美少女コミック誌!!」となり[7]、前身誌の「少年誌」を強調していた路線から競合誌の『いちご』や『すもも』と同様のお色気路線を強化した「青年誌」へ明確にシフトしている。また、『さくらハーツ』休刊と『コミックヘヴン』創刊の間に登場し第4の類似誌となるかと思われた『コミックキューガール』(実業之日本社)が2012年4月26日に創刊された当日に休刊を発表。さらに『すもも』は2013年2月12日発売号(VOL.16)にて、『いちご』は2014年8月5日発売号(VOL.45)をもって休刊した。
こうした状況の下、コミックスの売り上げでは「中卒労働者から始める高校生活」(佐々木ミノル)が紙・電子合わせて150万部を突破[8]、「スンデレ!」(夏目文花)が30万部を突破[9]するなど徐々にヒット作を生み出し始めているほか[独自研究?]、「中卒労働者から始める高校生活」が連載作品で初のアニメ化を果たした(アニメ視聴アプリ「アニメBeans」での配信によるWEBアニメ)[10]。
2021年3月に日本文芸社が電子書籍取次大手のメディアドゥ傘下に入ったことから、2021年4月発売の53号からは電子書籍での販売も開始した(価格は紙媒体と同じだが、販売は紙媒体より2週間程度遅れる)。
2022年8月に10周年となり、刊行頻度が隔月から月刊となることを発表[5]。2023年3月発売の5月号より[5][11]、毎月27日ごろ発売の月刊となった[6][12]。
「SH」は前身誌の『さくらハーツ』から継続している作品。2024年12月号(84号)現在。
※『さくらハーツ』以外の雑誌から移籍してきた作品も含む。
本誌連載作品の単行本は、『漫画ゴラク』系各誌で使用されている日本文芸社の基幹レーベル・ニチブンコミックスとは別に『コミックヘヴン』本誌と同時創刊したCHコミックス(CH COMICS)より刊行される。CHコミックスの前身レーベルは2011年7月に創刊したさくらハーツコミックス(SHコミックス)[34]で、CHコミックスのロゴデザインはほぼSHコミックスのものを踏襲している。
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