ギュムリ

ギュムリ（アルメニア語: Գյումրի、Gyumri）はアルメニア北西部の都市。人口21万100人（2001年）。旧称レニナカン（Լենինական、レーニンの町）。

ギュムリ Գյումրի, Gyumri
ギュムリ
ギュムリ ギュムリ
北緯40度47分22秒 東経43度50分51秒
国	アルメニア
地方	シラク地方
人口 （2001年）
• 合計	210,100人
ギュムリ

首都エレバンの北西約90kmに位置し、すぐ西にトルコとの国境がある。

歴史

• 紀元前401年 ギリシア人によって建設。
• 1840年 ロシア帝国によってアレクサンドロポリとして新しい町を建設。
• 1924年 レニナカンに改称。
• 1988年 大地震が発生する。死者は数千人を出し高層建築物の大部分が倒壊。
• 1991年 ギュムリに改称。

文化

市内には鍛冶の伝統があり、2023年にユネスコの無形文化遺産に登録された^[1]。

交通

陸路

隣国トルコとの間に道路がある。

鉄道

市内にはアルメニア最古で最大のギュムリ駅がある。グルジアからトルコへ通る南カフカース鉄道（旧アルメニア国鉄）の路線があるが、ナゴルノ・カラバフ問題でトルコ（アゼルバイジャンを支持）とは国交断絶状態にあるので、閉鎖中である^[2]。

空路

• シラク空港 (Shirak Airport IATA: LWN, ICAO: UDSG) - ズヴァルトノッツ国際空港に次ぐ、同国第2の空港

出身人物

• ティグラン・ハマシアン (ジャズ・ピアニスト)
• マニー・ガンブリャン (総合格闘家)

参照

1. “UNESCO - Tradition of blacksmithing in Gyumri” (英語). ich.unesco.org. 2023年12月9日閲覧。
2. http://www.jetro.go.jp/biz/world/middle_east/tr/others/armenia/