黄そば

日本の近畿地方の麺料理 ウィキペディアから

黄そば(きぃそば)とは、近畿地方などで食べられている麺料理の名称[1][2][3]。茹でた中華麺うどんのだし汁をかけたもの[1][2][3]黄ぃそばと表記することもある[2][4]

近畿地方の大衆食堂や高校の学食などで提供されていたこともあり、ソウルフードとされる[1][3]

歴史

1949年10月にまねき食品姫路駅で立ち食い蕎麦を提供するようになったが、物資不足ということもあり、中華麺に和風だしをかけ、天ぷらを乗せた天中華を販売した[5]。日持ちが良い、安価である、腹持ちが良いといった特徴に加えて味のバランスが良かったことから、学食のメニューとして普及した[5]。その色合いからラーメン焼きそばに用いられる中華麺は「黄ぃそば」と当時から呼ばれていたが、和風だしに中華麺を合わせた料理を黄そば、黄ぃそばと呼ぶようになった(詳細は姫路駅#えきそばを参照)。

地域によっては、「和風ラーメン」と呼んでいることもある[5]

海南市の一部では、甘く煮た油揚げを乗せたものをいたちそばと呼称することもある[2]。また、海南駅前で1922年から営業している「みき乃や」では一部の客がパンダと呼称する。2019年頃からこのいたちそばを海南市のB級グルメとする動きがある[2]

京都市では、キーシマとも呼ばれる[5]

商品化

出典

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