キューポラのある街
ウィキペディアから
ウィキペディアから
『キューポラのある街』(キューポラのあるまち)は、早船ちよの児童文学シリーズ。1962年に映画化、テレビドラマ化された。
1959年(昭和34年)から翌年にかけ1年間、雑誌『母と子』に『キューポラのある町』の題で連載され[1]、1961年(昭和36年)に彌生書房より単行本化された[2]。1962年(昭和37年)、日本児童文学者協会賞を受賞[2]。
鋳造工場の溶解炉=「キューポラ」の煙突が多く見られた埼玉県川口市[注釈 1]を舞台とした青春ドラマである。鋳物職人の娘である主人公・石黒ジュンの周囲で起こる貧困、家族の衝突、民族、友情、性などの問題が描かれる。
のち、財団法人大阪国際児童文学館(大阪府立中央図書館国際児童文学館の前身)により、「日本の子どもの本100選 戦後編」の1作に選出された[2]。
上記の単行本のあと、続編シリーズや再刊版が以下のように刊行された。
本作を原作とするテレビドラマが、1962年11月6日にフジテレビの『シャープ火曜劇場』で放送された。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.