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マーベル・コミックの架空のキャラクター ウィキペディアから
キャプテン・マーベル(Captain Marvel)は、マーベル・コミックが行するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローの名前である。これらのバージョンのほとんどは、マーベル・ユニバースとして知られるマーベルの主要な共有世界に存在している。
元々は銀河三大列強種族の一つクリー帝国が地球に送り込んだスパイであった。クリーは地球の宇宙進出の進行度合いを測るために軍の大尉であった彼を送り込んだ。マー・ベルの上官ヨン・ログは彼の恋人ユーナを自分のものとするためにマー・ベルを殺そうとするが、誤ってケープ・カナヴェラルのミサイル施設の科学者、ウォルター・ロウスン博士を殺してしまう。マー・ベルは、博士と入れ替わってアメリカの航空宇宙科学の発展を間近に観察していた。やがてNASAの保安主任キャロル・ダンバースと恋に落ち、クリー軍人としての使命と地球への愛着との狭間で苦悩するようになる。だがファンタスティック・フォーが倒し研究していたクリーのロボット、セントリーが再起動しマー・ベルはこれを倒してしまう。そこでセントリーが発した言葉「マー・ベル大尉(Captain Mar-Vell)」が、周囲の地球人に「キャプテン・マーベル」というヒーローの名前だと受け取られてしまい、さらに地球はクリーとスクラルの戦争に巻き込まれるきっかけとなってしまう。
銀河列強の戦争に地球が巻き込まれマー・ベルは地球を守るために戦うがヨン・ログの罠に落ちネガティブ・ゾーンに捕らわれてしまう。そこで彼は地球人リック・ジョーンズと融合し、リード・リチャーズの助けを借りネガティブ・ゾーンからの脱出に成功する。
その後ヒーローとして活動を続けていたがクリーに改造されて自爆&再生能力を有したヴィランのニトロと戦闘。毒ガスの影響で悪性の癌を発症し病死する。
生前は特定のチームに加わることはなかったが、死後アベンジャーズの名誉隊員になった。
マー・ベルの遺伝子からタイタン人エリシウスを母体に息子ジェニスが生まれ二代目キャプテン・マーベルとなった。
スーパーパワー、超感覚、飛行能力を備えているがこれは本来持っていたものではなく、クリーに反逆した後クリーに捕えられ洗脳強化されて身につけたもの。初登場時は磁力光線や破壊光線を発射する銃で戦っていた。またクリー人は地球の大気成分に体が合わず宇宙服を脱ぐと数分程度で死亡してしまう。
2006年からはマーガレット・ストールによるリブート版が開始。この版では以前より「ミズ・マーベル」と呼ばれていたキャロル・ダンバースが「キャプテン・マーベル」と名乗るようになった。2012年からはケリー・スー・デコニックが描くようになり、現在は「キャプテン・マーベル」と単に言った場合、キャロルを指す事が多い。
なお、キャロルが新たなる「キャプテン・マーベル」となった後、「ミズ・マーベル」もリブート化。南アジア系の血を持つ米国籍の少女カマラ・カーンが当代の「ミズ・マーベル」として活躍中。
キャロルが主役となった『キャプテン・マーベル』は、マーベル・シネマティック・ユニバースの1作として実写映画化され、2019年に公開された[1]。
現在のところ『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)には、キャロル・ダンヴァース(アース616)と、マリア・ランボー(アース838)がキャプテン・マーベルとして登場している。
キャプテン・マーベルのツールは、スターフォースのものをそのまま流用・アレンジしている。
本項では、マリア/キャプテン・マーベル(アース838)の描写を記載する。キャロルについてはこちらを参照。
東映とマーベル・コミックスの提携で制作された日本の特撮テレビ番組『バトルフィーバーJ』に登場するミスアメリカは、名前やシンボルマークはミスアメリカを基にしているが、マスクやコスチュームのデザインはミズ・マーベルをモチーフとしている[2][3]。
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