キジカクシ科
ウィキペディアから
キジカクシ科(キジカクシか、学名:Asparagaceae)はキジカクシ目に属する単子葉植物の科の1つ。クサスギカズラ科[2]ともいう。
分類
7亜科に約150属2500種を含む[3]。
- Aphyllanthoideae - Aphyllanthes monspeliensis 1属1種。
- Agavoideae(リュウゼツラン亜科) - 23属637種。旧ヘスペロカリス科 Hesperocallidaceaeを含む。
- Brodiaeoideae(ブローディア亜科) - 12属62種。APG IIにおけるテミス科 Themidaceae。
- Scilloideae(ツルボ亜科) - 約70属1000種。APG IIにおけるヒアシンス科 Hyacinthaceae。
- Lomandroideae(ロマンドラ亜科) - 約15属180種。APG IIにおけるラクスマニア科 Laxmanniaceae。
- Asparagoideae(キジカクシ亜科) - 2属約300種。APG IIより以前の体系ではこのグループのみがキジカクシ科とされていた。クサスギカズラ属が主要な属で、代表的な種としてアスパラガス、日本に自生するものではクサスギカズラ、キジカクシなどがある。主に旧世界に広く分布する。地下茎で繁殖する多年草。葉は退化して小さい鱗片状になり(アスパラガスの食用部に多数ついている)、生長すると茎はよく分岐して細長い葉のようにみえる。茎がつる状に伸びて他物に巻き付くものもある。
- Nolinoideae(スズラン亜科) - 約26属500種。
APG IIまでは、これらの各亜科は科として分離されていた。また、さらに古い体系では、これら全てがユリ科に含められていたが、現在では目レベルで分離されている。
系統
次のような系統樹が得られている[4]。
クサスギカズラ科 (Asparagaceae) |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.