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日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『ガンダム オペレーショントロイ』(MOBILE SUIT GUNDAM OPERATION:TROY)は、バンダイナムコゲームスのバンダイレーベルより発売のXbox 360用ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)。通称「G.O.T」。
ジャンル | ファーストパーソン・シューティングゲーム |
---|---|
対応機種 | Xbox 360 |
開発元 |
ディンプス Dream Execution |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
人数 | 1人/2人-10人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2008年6月26日 |
対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツアイコン | 暴力 |
アニメ『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争を舞台に、戦場の一兵士として戦争を戦い抜くゲームである。
「ガンダムシリーズ」を題材としたゲームとして初の対象年齢の設定された作品となる(15歳以上対象、コンテンツアイコン:暴力)[注釈 1]。
ガンダムシリーズのゲーム作品初となるFPSでもあり、プレイヤーは兵士を操作する。モビルスーツをはじめとするメカニックはプレイヤーが操作する兵士が乗り込む乗り物という扱いで、これによりモビルスーツ同士の戦闘だけではなく兵士同士の戦い、兵士とモビルスーツとの戦いといったこれまでになかったタイプの戦いが繰り広げられることとなる。
1人用プレイに加え、Xbox Liveを通じた10人まで参加できるネットワークプレイにも対応。
長期にわたって発売延期が繰り返されたことや、海外スタジオ製作のXbox 360用FPSソフトで16人(8vs8)~50人(25vs25)での対戦が一般的である[注釈 2]現状で、10人(5vs5)という同時参加人数の少なさ、発売前に公開されたプロモーションムービーのメカの挙動、最初の開発発表時から内容[注釈 3]やグラフィックが大幅に劣化していたことなどから発売前に酷評される事も多かった。
発売されてみると、メディアクリエイトの統計データでは本作の初週発売本数は27524本と、当時1万本以上売れるソフトが珍しかった日本のXbox 360ソフトとしては上位に入る売り上げとなった。Xbox 360自体の販売台数も前週からほぼ倍増しており、ハードとセットで購入したユーザーが少なからずいたことが窺える。 また、メディアクリエイトの統計データでは現在Xbox 360の主要販売経路となっているAmazon.co.jpでの販売数を集計に入れていないことから、実際にはより多くの本数が販売されていたものと思われる。
実際に発売されたゲームは前評判どおりゲームとしての作りこみは極めて甘く、
など、批判される点は枚挙にいとまない。しかし、メカニックのモデリングが好評を得たこと、ボイスチャットを使っての5対5のオンラインチーム戦を行えること、マルチプレイのコンクエストモードのゲームバランスが良好だったこと、そして何よりも「多人数でガンダムごっこができるツール」という独自性を確立し、オンライン対戦は活況を呈している[1]。
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