ガスパール・デュゲ

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ガスパール・デュゲ

ガスパール・デュゲ(Gaspard Dughet、1615年6月4日 - 1675年5月25日)は生涯をイタリアで過ごした、17世紀のフランスの画家である。義理の兄、ニコラ・プッサン(1594-1665)と共に活動し、プッサンの弟子でもあったので姓はプッサンとされることもある。

概要 ガスパール・デュゲGaspard Dughet, 生誕 ...
ガスパール・デュゲ
Gaspard Dughet
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デュゲ作『聖ヒエロニムスとライオンのいる風景』
生誕 1615年6月4日
イタリア,ローマ
死没 1675年5月25日
イタリア,ローマ
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略歴

ローマにフランス人料理人の父親とイタリア人の母親の間に生まれた[1]。姉が有名な画家、ニコラ・プッサンと結婚したことにより美術の道に進むことになった。プッサンの家に数年間住み、絵を学んだ。特に初期の作品にはプッサンの影響が強いが、後年は独自な風景画を製作するようになった。17世紀はじめの画家たち、パウル・ブリル(1554–1626)、クロード・ロラン(1600s-1682)、ドメニキーノ(1581-1641)、アダム・エルスハイマー(1578-1610)、サルヴァトル・ローザ(1615-1673)らからも影響をうけている。

風景画としては主に明るいイタリアのカンパーニア地方の風景を描いた。18世紀になって、特にイギリスのコレクターに人気が出てイギリスの風景画家たちに影響を与えた[1]

作品

脚注

参考文献

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