ガザ政府

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ガザ政府

ガザ政府(ガザせいふ)は、パレスチナ自治区ガザ地区実効支配しているイスラーム主義組織ハマース単独の政府である。

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公用語 パレスチナ・アラビア語
主都 ガザ
最大の都市 ガザ
政府
立法評議会議長 アズィーズ・ドゥワイク
首相 ムハンマド・シュタイエ
面積
総計 360km2N/A
水面積率 不明
人口
総計(2005年 1,376,289人(N/A
人口密度 3,823人/km2
実効支配
独自統治2007年6月14日
通貨 新シェケルJOD, ILS
時間帯 UTC+2 (DST:+3)
ISO 3166-1 不明
ccTLD 不明
国際電話番号 不明
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ガザ政府
アラビア語: حكومة غزة
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地域の旗 国章
地域の標語:不明
地域の歌:Biladi(祖国)
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概要

2007年ガザの戦闘で、ファタハを駆逐してガザ地区の統治権を確立したハマースが、パレスチナ自治政府マフムード・アッバース大統領によるイスマーイール・ハニーヤ内閣解散の命令を拒否してガザ地区で引き続き内閣を組織した。これにより、パレスチナには二つの政府が存在することとなり、ヨルダン川西岸とガザに事実上分断した状態となった。

2012年9月、内閣改造が行われた[1]

2012年10月23日カタールハマド・ビン・ハリーファ・アール=サーニー首長が、2007年にハマースがガザを制圧して以来外国元首として初めてガザ地区を訪問し、ハニーヤ首相などと会談、ハマド首長はインフラ整備のための支援を表明した[2]。2013年1月にはマレーシアの首相ナジブ・ラザクがガザ地区を訪問した[3]。2013年5月、著名ウラマーユースフ・アル=カラダーウィー率いる14カ国50人からなる使節団がガザを訪問した[4]

しかし2014年6月2日に暫定統一政府が発足し、首相には西岸側のラーミー・ハムダッラーが就任した[5]。これにより西岸政府との分裂状態が解消された。その後、ハマスは統一政府を離脱[6]2017年10月12日にはエジプト仲介のもと、ファタハとの統一政権樹立で合意した[7]。しかし、この合意は履行されていない[8][9]。以降も、ヨルダン川西岸地区をファタハが、ガザ地区をハマスが支配する分裂状態になっている。

脚注

関連項目

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