カルハットの都市遺跡

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カルハットの都市遺跡(カルハットのとしいせき)は、アラビア半島の東岸沿いに位置する11-15世紀に栄えた商業港の遺跡からなるオマーン世界遺産である。

概要 カルハットの都市遺跡(オマーン), 英名 ...
Thumb カルハットの都市遺跡
オマーン
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ビビ・マリヤム廟
英名 Ancient City of Qalhat
仏名 Cité ancienne de Qalhât
面積 75.82ha
(緩衝地帯 170.09 ha)
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (3)
登録年 2018年(第42回世界遺産委員会
公式サイト 世界遺産センター(英語)
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カルハットの都市遺跡
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概要

オマーンの首都マスカットの南東に位置するカルハットの都市遺跡は、内壁と外壁に囲まれており、その更に外側にはネクロポリスが広がっている。都市は11世紀から15世紀の間アラビア半島東岸で著名な港湾のひとつであり、アラブ種ウマナツメヤシ香料香辛料真珠などの重要な輸出港としてホルムズ王国英語版によって統治されていたが、16世紀にポルトガルの攻撃により放棄された[1]。都市遺跡はアラビア半島東岸と東アジアインド中国および東南アジアを結ぶ交易網を物語る考古学的物証と位置づけられている[2]。明確な建造物としては、ビビ・マリヤム廟のみが残っている。

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
    • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

      脚注

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