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オホアラモ累層は、中生代と新生代をまたぐ地層の一つ。ナーショイビト部層(カートランド累層の一部と考えられる場合もある)と呼ばれる地層下部からは多くの恐竜の化石が発見されており、その地質年代は白亜紀後期マーストリヒト期である[1]。
オホアラモ累層は地質記録上のギャップに基づき二つのサブユニットに大別される。ナーショイビト部層下部は約6900万~6800万年前の地層で、白亜紀後期のマーストリヒト期の化石を保存しており、カートランド累層のデナジン部層(約7300万~6900万年前)の上に堆積している[2] オホアラモ累層の全ての恐竜化石は恐らくこのユニットから産出したものである[3]。
オホアラモ累層上部は主に約6600万~6400万年前の新生代暁新世前期の堆積物である[2] 。何人かの研究者は、この新生代の部層に複数の非鳥類型恐竜化石が見られると主張している。それは知られている限り、白亜紀末の大量絶滅後に生存し続けた非鳥類型恐竜の唯一の報告例である。しかし大部分の科学者は、それらが実際は白亜紀のナーショイビト部層であるのに層序について誤認されたか、再堆積されたものと考えている[3]。
以下は現在までに知られているナーショイビト部層の生物相である[4]。
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