オサロシア語: Оса)はロシア連邦V・V・チホミーロフ記念機器製作科学研究所(NIIP)が開発した、小型パッシブ・フェーズドアレイ(PESA)レーダーである。名称のオサはスズメバチ上科のうち捕食性の大型蜂を意味する。

概要 種別, 目的 ...
オサ
種別 パルスドップラー・レーダー
目的 火器管制
開発・運用史
開発国 ロシアの旗 ロシア
送信機
周波数 Xバンド[1]
送信尖頭電力 3.5 kW (ピーク時)
0.7 kW (平均)
アンテナ
形式 パッシブ・フェーズドアレイ (PESA)
方位角 ±60°[1]
仰俯角 ±60°[1]
探知性能
探知距離 85 km (目標RCS 5 m2)
その他諸元
重量 120 kg
体積 150 dm³
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概要

オサはMiG-21のアップグレード用としてファゾトロン-NIIRが開発したコピヨーモスキートレーダーと競わせる為に開発され、PESAレーダーとしてはかなり小型に作られている。空対空ではRCSが5m2の目標なら85km、TWSモードでも65kmで探知できる性能を持ち、同時に8目標を探知し、内4目標を追尾して攻撃することが可能である[1][2]

搭載機

MiG-21-93のプロトタイプに搭載[3]
MiG-29UBTのブルー52にオサ2が搭載され試験が実施されたのみ。試験機は1999年のMAKSで展示された[4][5][6]
コピヨーMとの選択式で搭載可能[8]

出典

外部リンク

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