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オクナ属
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オクナ属(オクナぞく)はオクナ科の低木。
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特徴
葉は単葉で互生し、多くの種は革質で鋸歯縁。花は黄色で大きく、円錐花序、総状花序または散形花序を形成する。花後に萼と花托が赤色に変わり、黒く熟する果実とともに長期間鑑賞される[1]。
下位分類群
オクナ属は90種が知られ[1]、日本国内では主にオクナ・キルキーOchna kirkiiとオクナ・セルラタOchna serrulataの2種が植物園などで栽培される。花後の赤い萼と黒い実の様子から両種ともにミッキーマウスツリーなどの名称で苗が市販されることがある[1]。
分布と生育環境
旧世界(アフリカおよびアジア)の熱帯~亜熱帯域が原産。一部の種はアフリカ南部の温帯域にも分布[2]。オクナ・キルキーは熱帯アフリカ東部のケニア、モザンビーク、タンザニア原産[3]。オクナ・セルラタは南アフリカ共和国、レソト、スワジランド原産[4]。シルンビ(学名:Ochna lanceolata)はインド原産[5][6]。
利用
日本国内では植物園や温室で栽培されることが多い。オクナ・セルラタは室内観葉植物としても栽培されるほか、温暖な沖縄県内では庭園・公園・生垣にも利用される。繁殖は挿し木や実生による[7]。シルンビの材は淡黄色で軽く柔らかく弾性に富み、ステッキに用いられる[6]。
脚注
参考文献
外部リンク
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