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エナジーネーデ(Energy NEDE)は、スクウェア・エニックスのコンピュータゲーム『スターオーシャンシリーズ』に登場する架空の人工惑星。『スターオーシャン セカンドストーリー』及び『スターオーシャン2 Second Evolution』において物語後半での主要舞台となる。歴史上の経緯と外見による特徴が一致する星間国家モーフィスとその母星 En II(イーエヌツー)についても解説する。
銀河系セクターθを7527年の周期で公転し、周囲を高エネルギー(太陽クラスの惑星が1マイクロ秒 (= 10-6 秒) に放つエネルギーの総量の1穣 (= 1028) 倍)の膜で覆い外界との接触を遮断している。惑星の住人は先のとがった耳介をもつネーディアンで、悠久の時を進化も退化もすることなく過ごしていた。科学技術は宇宙暦366年時点の地球を凌ぐ一方、文化レベルは敢えて近代〜現代の地球と大差ない程度に保たれている。
彼らは元々、37億年前の時点で現在の銀河連邦でさえ到底及ばない技術を有し、それによる軍事力で銀河系の大半を支配していた惑星ネーデの末裔である。しかし、長い支配体制に対して反乱が頻発するようになり、その鎮圧のために生体兵器「十賢者」が開発されるが、開発途中のテロがきっかけで開発者のランティス博士は宇宙そのものの破壊を十賢者にプログラムし、十賢者はその通りに行動してネーデ軍に甚大な被害を与える。それに追い打ちをかけるように各惑星の反乱を抑えられなくなったために、高エネルギー体内部の人工惑星エナジーネーデにネーディアンは移住することとなる。
なお、これらの出来事は公には知られておらず、各都市の市長、防衛軍関係者でさえ知らない。記録上は捏造された歴史が語り継がれており、37億年前の惑星ネーデは全宇宙のあらゆる惑星を「強制的なものではなく互いが共存させ合う理想に近い」形で統一していたとされ、十賢者はそこに現れた邪心を持つ者達だったとされている。よしだもろへ版のコミックでは公然の事実となっているが、それでもデータ上は偽りの歴史が真実とされており、報道においても伏せられている。
ドーム状にバリアが張りめぐらされ、バリアの外側には外壁楽園、内側に居住地域が広がっている。
古代銀河系で一大栄華を築いた惑星。その優れた科学力と紋章科学は他の惑星を圧倒しており、銀河系の7割を支配していた。しかし、37億年前十賢者の暴走により正規軍の約8割が壊滅、さらに支配惑星が次々と反乱を起こした事もあり惑星の住人はエナジーネーデに移住し、歴史から姿を消した。
エナジーネーデから遠く離れた惑星に設置された研究施設。約7億年前に、レナの実母であるリーマを所長として主にクリエイションエネルギーと時空転移シールドの研究をしていたが、動力炉が暴走して崩壊した。7億年もの永き時を経たにもかかわらず研究所跡は形を留めており、端末も操作可能かつ研究データも健在である。
『スターオーシャン セカンドストーリー』では銀河系セクターβの無人惑星にあったという設定であったが、後に惑星ミロキニアにあったことに改められた。しかし外界との接触を遮断したはずのエナジーネーデがなぜ他惑星に施設を建造したのかは語られない。
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