エスタカ・デ・バレス岬
スペインにある岬 ウィキペディアから
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エスタカ・デ・バレス岬(スペイン語: Punta de Estaca de Bares)は、スペイン・ガリシア州ア・コルーニャ県マニョンにある岬。ビスケー湾と北大西洋の境界に面している。北緯43度47分38秒にあり、スペインの最北端地点である。
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エスタカ・デ・バレス岬は北大西洋とビスケー湾(大西洋の一部)を隔てている。年降水量は2500mmを超え、ヨーロッパ有数の降水量を持つ地点である。この気候条件によって固有の生態系と生物多様性がはぐくまれ、スペイン政府によって自然保護区に指定されている。
フェニキア人の時代の港や塩漬け魚工場の廃墟があり、現在は観光客に公開されている。1850年に建設されたエスタカ・デ・バレス灯台はフェロル港の管轄で現在でも稼働している。かつてスペイン海軍が使用していた信号所の建物があり、現在はホテル兼レストランに改装されている。
第二次世界大戦ではドイツの潜水艦がエスタカ・デ・バレス岬の沖合に沈没した。生き残ったひとりのドイツ人将校は、潜水艦の沈没記念日に毎年この岬を訪れている。彼の死後には遺灰が岬から海に撒かれた。