ウーシカウプンキ

ウーシカウプンキ（フィンランド語: Uusikaupunki [ˈuːsiˌkɑu̯puŋki]、スウェーデン語: Nystad [nyːstɑːd]）は、フィンランドの町。同国西部の南西スオミ県に位置する。ヴァッカ＝スオミ郡に属する。スウェーデン語でニュスタード、ニースタードなどとも呼ばれる。

ウーシカウプンキ Uusikaupunki
街の市場 後ろの建物は新築の教会
町章
位置
位置図
座標 : 北緯60度48分00秒 東経21度25分00秒
歴史
設立	1617年
行政
国	フィンランド
県	南西スオミ県
郡	ヴァッカ＝スオミ郡
町	ウーシカウプンキ
町政担当官	Atso Vainio
地理
面積
町域	1,932.42[1] km2 (746.11 mi2)
陸上	502.61 km2 (194.06 mi2)
水面	1,430.07 km2 (552.15 mi2)
水面面積比率	73.99%
人口
人口	（2021年12月31日[2]現在）
町域	15,463人
人口密度	30.77人/km2（79.9人/mi2）
その他
等時帯	EET (UTC+2)
夏時間	EEST (UTC+3)
公式ウェブサイト : uusikaupunki.fi/

人口は2021年12月末時点で15,463人で^[2]、そのうちフィンランド人が98.8%、スウェーデン人が0.5%を占める^[3]。面積は1,932.42 km²（746.11 mi²）で、そのうち1,430.07 km²（552.16 mi²）は川は湖で占められる。人口密度は30.77人/km²（79.7人/mi²）。

町の名はフィンランド名、スウェーデン名ともに「新しい町」という意味である。

機械企業のヴァルメトの自動車部門が拠点を置いていて、自社のみならず他のメーカーの自動車も製造している。

1721年にはニスタット条約がこの地で締結され、ロシアとスウェーデンの戦争が終わりを告げた。

町にはカライネン（フィンランド語で「多くの魚がある」という意）という名の中心村落がある。その村はスオミ人の交易所から始まったが、1617年にグスタフ2世アドルフの勅令によってウーシカウプンキが設立されると商取引権もウーシカウプンキに移った。

港は19世紀にかけて大きな商漁港として栄え、20世紀後半になっても造船で主要な地位を占めた。

街にはボンク博物館がある^[4]。

ゆかりのある人物

• ロベルト・ウィルヘルム・エクマン - 画家
• ベルンハルト・クルーセル - クラリネット奏者、作曲家
• アイモ・カヤンデル - 政治家で元首相、森林学者
• アルヴィド・リルイェルンド - 画家
• マルッティ・シモヨキ - 元フィンランド大司教
• イーマリ・サーレライネン - 俳優
• ジェラルド・ブルース・リー - バスケットボール選手
• カリ・タッコ - アイスホッケー選手。ゴールテンダー

姉妹都市

• アンツラ（エストニア）
• ハデスレウ（デンマーク）
• ノヴゴロド（ロシア）
• サンデフィヨール（ノルウェー）
• センテンドレ（ハンガリー）
• ヴァールベリ（スウェーデン）