ムアンウボンラーチャターニー郡
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ムアンウボンラーチャターニー郡(ムアンウボンラーチャターニーぐん)は、タイ東北部・ウボンラーチャターニー県の郡(アムプー)である。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。
ムアンウボンラーチャターニー郡 | |
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ムアンウボンラーチャターニー郡の位置 | |
情報 | |
タイ語名 | อำเภอเมืองอุบลราชธานี |
県 | ウボンラーチャターニー県 |
地理番号 | 3401 |
郵便番号 | 34000 |
統計 | |
面積 | 406.4 km2 |
人口 | 211,855 人 (2005年) |
人口密度 | 521.3 人/km2 |
行政 |
旧名プッパパラニコム (「花の村」の意、บุพปลนิคม) である。1909年、ブーラパーウボン (「東の蓮」の意、บูรพาอุบล) と改称され、1913年県の名前に合わせてウボンラーチャターニー(「蓮の王都」)と改称された[1] 。長い為ウボンと略される。
プラ・ター、プラ・ウォーという二人のチャムパーサック王国の兄弟が現在の1733年移り住んだ。この二人は後にヴィエンチャン王国のブンヤサーン王に攻撃され、プラ・ウォーは殺される。1777年ヴィエンチャン王国のブンヤサーン王の攻撃を受けて、二人の息子である、ターオ・カムポンとターオ・ティッサプロム、ターオ・カムは人々を引き連れ、翌年に都をウボンの付近の現在のドーンモットデーン郡に定めた。1792年ラーマ1世は現在のウボンの中心地に街を設置、美称としてウボンラーチャターニーシーワナーライの名を戴き、チャクリー王朝の朝貢国となった。
ラーマ4世(モンクット)の治世には、ワット・スパッタナーラームがウボン近辺におけるタンマユットニカーイ布教の中心地として建設され、宗教都市としての様相を見せるようになり、ラーマ5世(チュラーロンコーン)の治世にはフランス領インドシナとの交流の中心となり、教育機関や政府機関が設置され、タイ国際東部の中心都市としての様相を見せる様になる。1932年ウボンラーチャターニー県が成立、ウボンはその県庁所在地となった。
街はムーン川の形成した平地にある。地理的・経済的に南部のワリンチャムラープ郡とは切っても切れない関係にあり、ワリンにウボンラーチャターニー駅が存在し、両郡の周囲をリエンムアン通りが囲み、両郡をムーン川が隔てている。ムーン川は雨季には氾濫し、ムーン川沿いの住民は同季節には高台に避難する。市の北部にはウボンラーチャターニー国際空港がある。
雨季はおおよそ4月の終わりから10月の初めごろまでである。乾季は非常に乾燥し、月に一度程度しか雨が降らない。
ウボンラーチャターニー(1981–2010)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 31.7 (89.1) |
34.0 (93.2) |
35.8 (96.4) |
36.4 (97.5) |
34.7 (94.5) |
33.3 (91.9) |
32.6 (90.7) |
31.9 (89.4) |
31.8 (89.2) |
31.8 (89.2) |
31.4 (88.5) |
30.6 (87.1) |
33 (91.39) |
平均最低気温 °C (°F) | 17.5 (63.5) |
19.9 (67.8) |
22.5 (72.5) |
24.4 (75.9) |
24.5 (76.1) |
24.4 (75.9) |
24.2 (75.6) |
23.9 (75) |
23.7 (74.7) |
22.5 (72.5) |
20.3 (68.5) |
17.8 (64) |
22.13 (71.83) |
雨量 mm (inch) | 2.0 (0.079) |
15.4 (0.606) |
30.5 (1.201) |
86.8 (3.417) |
208.6 (8.213) |
240.2 (9.457) |
254.4 (10.016) |
303.3 (11.941) |
293.8 (11.567) |
123.1 (4.846) |
22.6 (0.89) |
1.0 (0.039) |
1,581.7 (62.272) |
平均降雨日数 (≥1 mm) | 1 | 1 | 3 | 8 | 15 | 19 | 19 | 22 | 20 | 11 | 4 | 1 | 124 |
% 湿度 | 65 | 63 | 62 | 66 | 75 | 79 | 80 | 82 | 82 | 78 | 71 | 68 | 72.6 |
平均月間日照時間 | 293.3 | 262.9 | 270.8 | 256.0 | 238.4 | 189.6 | 198.4 | 170.1 | 163.5 | 228.5 | 255.6 | 274.0 | 2,801.1 |
出典:Thai Meteorological Department (Normal 1981-2010), (Ave. rainy days 1961-1990) |
市内の主要な産業は農業で、主な生産品は米である。
バンコク、チェンマイ、ナコーンラーチャシーマー、ウドーンターニー、ラヨーンなどタイ各地からの直通バスがある。 ラオスのパークセーへの国際バスの直行便も運行している。
ウボンラーチャターニー駅はバンコクから東北東に伸びる国鉄東北線・南線(ウボン線)の終着駅であり、タイ最東端の駅である。 ただし同駅の所在地はムアンウボンラーチャターニー郡ではなく、ムーン川を隔てた南岸側のワーリンチャムラープ郡である。
郡内には12のタムボンがあり、その下位に148の村(ムーバーン)が存在する。郡内には二つの自治体(テーサバーン)が存在し以下のようになっている。
また、郡内には11のタムボン行政体が存在する。
以下のリストで欠番のタムボンは分離し、ドーンモットデーン郡、ラオスアコーク分郡に編入された郡である。
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