ウアラタ

ウィキペディアから

ウアラタ

ウアラタ (Oualata, ولاته) は、モーリタニア南東部ホズ・エッ・シャルギ州の町。マンデ人ソニンケ人に近い農耕・牧畜民が最初に町を作ったと考えられている。彼らはモーリタニアのタガン高地 (Tagant) の断崖やティシット=ウアラタの切り立った岬に沿って暮らしていた。その地で、彼らはアフリカ大陸最古となる石造建築物を立てていたのである。

概要 ウアラタ ولاته, 位置 ...
ウアラタ
ولاته
Thumb
ウアラタ
位置
Thumb
ウアラタ
ウアラタ (モーリタニア)
Thumb
ウアラタ
ウアラタ (アフリカ)
座標 : 北緯17度18分0秒 西経7度1分30秒
行政
モーリタニア
  ホズ・エッ・シャルギ州
  ウアラタ
その他
等時帯 グリニッジ標準時 (UTC+0)
閉じる

彼らが現在残る町を作ったのは11世紀のことである。当時は、ガーナ王国の一部だった。町は1076年に一度壊されたが、1224年に再建されると、サハラ交易の要衝として、またイスラーム研究の重要拠点として繁栄した。マリ帝国が支配していた1352年、イブン・バットゥータがこの町を訪れる。

現在のウアラタには手稿の博物館が残っている。また、独自の装飾を施した地元の伝統的建造物は、「ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール」としてユネスコ世界遺産に登録されている。

脚注

参考文献

関連項目

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.