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アンジー・ディキンソン(Angie Dickinson、本名:Angeline Brown、1931年9月30日 - )は、アメリカ合衆国の女優。ノースダコタ州出身。TVシリーズ「女刑事ペパー」(Police Woman、1974)の主人公ペパー役で知られる。
彼女の両親はドイツ系であり、もともとの苗字はブラウンで、彼女はカソリック教徒として育てられた。また、父は映画館の映写技師で、彼女は子供のころから映画が大好きだったが、父の勤務先の映画館は、火事で焼失してしまった。[1]クールな色気とスレンダーな肢体及び脚線美で1959年、ハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』で注目された。1960年代、70代の映画では、セクシーな役柄で人気女優となった。バート・バカラックと結婚したが、のちに離婚している。五十歳前の1980年、ブライアン・デ・パルマ監督の美的センスが活かされた『殺しのドレス』で欲求不満の人妻役を演じ、自身も代表作とした。
自身が出演した『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク作品でもある『オーシャンズ11』にも出演した。
井筒和幸はアンジーの『殺しの分け前/ポイント・ブランク』『ビッグ・バッド・ママ』『殺しのドレス』を絶賛している[2]。
深作欣二はアンジーが出演した、ジョン・ブアマン監督の『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(1967年)が好きで同作をイメージし、『暴走パニック 大激突』を監督したと話している[3]。
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