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パキスタン大統領 ウィキペディアから
アリフ・アルヴィ(ウルドゥー語・シンド語: عارف الرحمان علوی, 英: Arif-ur-Rehman Alvi, 1949年8月29日 - )は、パキスタンの政治家。2018年9月9日から2024年3月9日まで同国大統領を務めた[2]。
1949年8月29日にシンド州カラチに生まれる。父親はジャワハルラール・ネルーの歯科医を務めたことで知られ、パキスタン分離独立後にカラチに移住した[3]。アルヴィは、ラホールにある歯科大学 (De'Montmorency College of Dentistry) で学士号(歯学)を取得し、1975年にミシガン大学で歯科補綴学の修士号、1984年にパシフィック大学で歯科矯正学の修士号を取得した[4]。
2006年の第28回アジア太平洋歯科学会において議長を務めた[5][6]。
学生時代からアユーブ・ハーン政権に対する民主化運動に参加。1996年からイムラン・カーンらと共にパキスタン正義運動(PTI)の創設に関わった。2013年の総選挙では同党から国民議会の議員に当選し、2018年の選挙でも再選した。
2018年パキスタン大統領選挙(2018年9月4日)でパキスタン正義運動から大統領候補に指名され、選挙の結果352票を獲得し、第13代パキスタン大統領に選出された。
同年「人工知能とコンピューティングに関する大統領イニチアシブ」(PIAIC: Presidential Initiative for Artificial Intelligence & Computing)を立ち上げ、人工知能、データサイエンス、ブロックチェーン、IoT等の教育・研究やビジネスを支援するプログラムを発表した[7]。 PIAICでは、テクノロジー分野における女性進出(Women's Inclusion in Technology)を掲げ、女性の経済活動参加にも注力している[8]。
2021年3月15日、イムラン・カーン首相も接種した中国のシノファーム製の新型コロナワクチン(BBIBP-CorV)の初回接種を受けたものの、30日にウイルス検査で陽性となり自主隔離に入った[9][10]。
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