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アラバスター
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アラバスター(Alabaster)は美しい白色の鉱物の変種のひとつ。


その特徴的な美しい白さゆえに、アラバスターは白いものの形容として、例えば英語では"alabaster skin"(白く滑らかな肌)といった表現で詩や歌などで使われている。
種類
アラバスターとよばれる石には2種類あり、それぞれ石膏(CaSO4・2H2O)と方解石(CaCO3)という2つの異なった鉱物の変種である。現代ではアラバスターは石膏のもの(雪花石膏[1]という)をさし、方解石のアラバスターは一般に古代のものをさす。
両者の違いは硬さによって簡単に判別できる。石膏のものはモース硬度が1.5から2であり、爪で傷つけることができる(爪の硬度は2.5)。一方、方解石のものは硬度が3で爪で傷つけることができない。さらには、方解石のアラバスターは炭酸カルシウムなので塩酸にとけるが、石膏のものは反応しないことでも判別できる。
性質・特徴
→鉱物学的性質については「石膏 § 二水石膏(石膏)」を参照
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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