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『アパシー ミッドナイト・コレクション』は、同人サークルである七転び八転がりが製作したWindows用同人ゲーム。性格の異なる複数のシナリオが収録されているのが特徴。略称はAMC、MNC、ミッコレなど。本作は継続リリースが見込まれており、vol.1発売後すぐにvol.02の制作が開始された。一応、各個作品は独立したシナリオが収録されており、個々で完結しているが便宜上この項で記す。
アパシー ミッドナイト・コレクション vol.1 | |
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ジャンル | アドベンチャー |
ゲーム | |
ゲームジャンル | サウンドノベル |
対応機種 | 98 SE/Me/2000/XP |
推奨環境 | CPU:Pentium以降 300MHz以上 メモリ:128MB 以上 HDD空き容量:500MB以上 DirectX 3.0 以降 |
ゲームエンジン | 吉里吉里2/KAG3 LiveMaker |
開発元 | 七転び八転がり |
発売元 | 七転び八転がり |
監督 | 飯島多紀哉 |
キャラクターデザイン | 怪聞堂、日丸屋秀和、芳ゐ |
メディア | CD-ROM 1枚 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2007年12月29日 |
売上本数 | 2008年3月時点で10,000本以上[1] |
レイティング | 未審査 |
画面サイズ | 800×600以上 |
音楽フォーマット | サウンドカード(DirectSound対応のもの) |
キャラクターボイス | なし |
テンプレート - ノート |
鳴神学園1995を冠するアパシー・シリーズ第1弾。かねてより、要望が高かった倉田恵美(女性主人公)版「殺人クラブ」を実現したシナリオであり、残酷表現とユーモアに満ちた内容となっている。
基本ルートからは、大別して10種類のルートへ分岐し、そこから到達する84種類のエンディングに到達する。その約半数が倉田の死で締めくくられる一方、殺人クラブが行動を起こさなかったり、殺人クラブとは無関係のシナリオもある。原画担当は芳ゐ。
2024年7月25日には本シナリオを基にした『アパシー殺人クラブ』がシャノンからSteamで配信される予定である[2]。
基本ルートから選択肢に応じて以下の10ルートに分岐する。いずれにも分岐しない場合のエンディングもある。一度でも体験したシナリオはゲーム開始時に直接選択可能。
『四八(仮)』に使用する予定であったが、諸事情によりお蔵入りとなったシナリオ[3]。送り犬の伝承をモチーフとしたシナリオで、1人の女子大生を中心に物語が進行する。ゲーム化に先駆けて、ED1に当たる部分が小説化されており、本作においてはそれを基本ルートとして、多量の分岐を加筆されての発表となった。大別すると基本ルート「送り犬編」から「会いたい人編」「ここ掘れワンワン編」「ポメラニアンのシャルル編」「山本幸男の警備日誌編」「オカルト同好会編」の5種類のルートに分岐し、そこから到達するED数は32種類。原画担当は怪聞堂(御前伶咲)。基本ルートは送り犬と主人公にまつわる話だが、それ以外では送り犬そのものが全く関わらないまま終わるルートも存在する。
恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記と一部リンクするシナリオも存在し、登場人物の設定と合わせ、本シナリオはアパシー・シリーズに組み込まれる形となった。あるルートでは台詞のみだが舞台設定の2008年時点の坂上と倉田が登場する。
2009年にiアプリに移植された[4]。アプリ版には「真相解明編」「オクリーヌ編」「愛の放浪者編」の3つのルートが追加されており、ED数が42種類に増えた。但し、『アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局』とのコラボシナリオであった「オカルト同好会編」のみ削除されている。
飯島の中では送り犬にまつわる物語はオリジナルの根幹ルート「送り犬編」で完結しており、真相についてはプレイヤーの想像に委ねたつもりだった。しかしアプリ版の発売元より真相を明かす事を依頼された為、「真相解明編」が追加された。執筆自体は別の文筆家が担当しており、飯島自身の手によるものではない[5]。
また、kindleで小説版も発売されている。
グラフィックやインターフェースを一新し、新シナリオを加えたリメイク作。2018年7月12日にNintendo Switch用ソフトとしてメビウスより配信開始された[6]。
キャラクターデザインはオリジナル版同様に怪聞堂。新シナリオも飯島が担当している。テキストは『学校であった怖い話』同様に縦書きの表示形式となった。クイックセーブが導入された他、選択肢中でもセーブ可能、システムデータ導入により一回のプレイで複数のエンディング回収が可能など、利便性も向上している。一方、オリジナル版に存在したムービーやイベントCGは収録されていない。また、性的な言葉はぼかした表現に変更されている(性行為を暗示するシーンはそのまま)。
シナリオは「白井まどかの話編」「山崎剛史の話編」が追加され、同人版の「オカルト同好会編」、アプリ版の「オクリーヌ編」「愛の放浪者編」は削除された。「真相解明編」は「送り犬 真相編」として収録されている。また、「山本幸男の警備日誌編」にEDが一つ追加されている。追加シナリオは分岐が無いため、総ED数は35種類でアプリ版からは減っている。
ED数は1種類。原画担当は日丸屋秀和。
このシナリオはゲームエンジンが他2本とは別であり、達成度・パスワード等の仕組みとは切り離されている。演出も担当した日丸屋の個性を活かすため、シナリオにはある工夫がされている。その演出の一例として、主人公兄妹を除いて、登場人物達に名前が一切付けられておらず、職業のみで表記されていることが挙げられる。
「4Gamer.net」のgingerは、さすが飯島と言えるほど完成度が高く、テキストアドベンチャーやホラーが好きな人にはお勧めだとしており、たくさんのエンディングによって読みごたえは十分だとしている[8]。その一方、gingerは「柱の傷」の惜しい点として選択肢がないことを挙げているほか、複数の謎が明かされていないので、いつか何らかの形で補完されることを期待したいと述べている[8]。
アパシー ミッドナイト・コレクション vol.02 | |
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ジャンル | アドベンチャー |
ゲーム | |
ゲームジャンル | サウンドノベル |
対応機種 | 98SE/Me/2000/XP |
推奨環境 | CPU:Pentium以降 300MHz以上 メモリ:128MB 以上 HDD空き容量:500MB以上 DirectX 3.0 以降 |
ゲームエンジン | 吉里吉里2/KAG3 |
開発元 | 七転び八転がり |
発売元 | 七転び八転がり |
キャラクターデザイン | 両角潤香・尚親 |
メディア | CD-ROM 1枚 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2008年8月16日 |
レイティング | 未審査 |
画面サイズ | 800×600以上 |
音楽フォーマット | サウンドカード(DirectSound対応のもの) |
キャラクターボイス | なし |
テンプレート - ノート |
『レンタル家族』に次ぐアパシー・シリーズの同人ゲーム作品では5作目となる作品。本作には下記2つのシナリオ及びミニゲームが収録されている。
『アパシー 学校であった怖い話1995 〜Visual Novel Version〜』を冠する同人ゲームでは3作目となるシナリオ。従来と同じく選択肢なしのヴィジュアルノベル形式を採用しており、定められた順番で語り部達の話を読み進めていく。
『新装版』と同じフォーマットを採用しており、表記は横書き。原画担当は両角潤香。
この節の加筆が望まれています。 |
『Apathy アパシー 〜鳴神学園都市伝説探偵局〜』に引き続き、主に2007年度のオカルト同好会を主役に据えたシナリオ。今回は主に賽臥隆恭以外のオカルト同好会部員の視点で話が展開するため、やや外伝寄りとなっている。ED数は10種類。
こちらは『AMC vol.1』風のフォーマットを採用している。原画担当は尚親。
この節の加筆が望まれています。 |
本作には隠し要素としてウィザードリィを髣髴とさせる、古きよき時代のRPG形式ミニゲームが収録されている。
オカルト同好会のメンバーがとある屋敷に隠された3Dダンジョンを探索し、アパシー・シリーズの登場人物をモチーフとしたモンスターを倒しつつ、レンタル家族の登場人物の助けを借りて、最深部を目指す。
また、同好会が探索するダンジョンは当初は隠されている達成率ビューアーを購入したり、達成率を上げるためのヒントが隠されていたりと本編を進めるに当たってのヒントが満載されており、ご褒美要素とも大きく関わっている。
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