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素粒子のひとつ ウィキペディアから
アップクォーク (up quark, 記号:u) は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第一世代のクォークである。
アップクォークは、+2/3e の電荷を持つ最も軽いクォークであり、裸の質量は 1.5 - 4 MeVである。素粒子物理学の標準模型では、陽子はアップクォーク2個とダウンクォーク1個、中性子はアップクォーク1個とダウンクォーク2個で構成されていて、アップクォークはダウンクォークとともに核子を作るクォークとなっている[注 1]。
クォークは、マレー・ゲルマンとジョージ・ツワイクが1964年にクォークモデルを提唱したことで存在が予言された。1968年には、 SLAC の深非弾性散乱実験で、核子がより小さい物体から構成されていることを示す初めての証拠がみつかった。
β⁺崩壊でダウンクォークに崩壊する。
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