アクセリ・ガッレン=カッレラ

フィンランドの画家 (1865-1931) ウィキペディアから

アクセリ・ガッレン=カッレラ

アクセリ・ガッレン=カッレラAkseli Gallen-Kallela, 1865年4月26日 - 1931年3月7日[1]は、フィンランドで最も有名な画家の1人。同国の国民的叙事詩カレワラ」に関連した絵画を数多く描いたことで知られている。また、同国出身の著名な作曲家ジャン・シベリウスと同年の生まれであり、彼同様、スウェーデン系フィンランド人の出自である。講演旅行の帰途、ストックホルムで客死[1]

概要 アクセリ・ガッレン=カッレラAkseli Gallen-Kallela, 生誕 ...
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『サンポの防衛』(1896年)トゥルク美術館蔵

フィンランド西部の湾岸都市ポリに生まれたアクセリは、11歳になるとヘルシンキグラマースクールに進学し、同時にフィンランド芸術教育の絵画教室に通い始めた。16歳で学校をやめると絵の勉強に専念する[1]

1884年から1889年にかけてパリに遊学しアカデミー・ジュリアンフェルナン・コルモンの画塾に通い、伝説の乙女アイノの絵を描いたことから民族意識に目覚めると[1]、フィンランドに帰国。神話叙事詩「カレワラ」を題材とした絵画を描き始めた。

主な作品

カレワラ関連

  • 『アイノの物語』 (The Aino triptych) (1891年)
  • 『サンポの鍛造』 (Sammon taonta) (1893年)
  • 『サンポの防衛』 (Sammon puolustus) (1896年)
  • 『レンミンカイネンの母』Lemminkäinen's Mother (Lemminkäisen äiti)(1897年)
  • 『ヨウカハイネンの復讐』Joukahainen's Revenge (1897年)
  • 『クッレルヴォの呪い』Kullervo's Curse (Kullervon kirous)(1899年)
  • 『ワイナミョイネンの旅立ち』 (Väinämöisen lähtö)(1896年-1906年)

その他の作品

脚注

参考文献

外部リンク

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