Loading AI tools
日本の連載漫画 ウィキペディアから
本作は小学館の学習雑誌『小学一年生』の1977年11月号に初めて掲載され、その後『月刊コロコロコミック』(小学館)において、1978年4号(1月15日号)から1983年3月号にかけて連載された[1]。
宇宙マクラ(枕を擬人化したような姿の宇宙人)・アカンベーが巻き起こす奇想天外な物語を描いたギャグ漫画である。
5年にわたる連載の間、作風が大きく様変わりしているのが特徴の一つ。初期は日常生活に笑いを混ぜたほのぼのとした作風だったが、アカンベーの故郷であるマクラ星に舞台が移ると、奇妙な新キャラクターが次々に登場するナンセンスな作風となり、再度地球に戻った後はドタバタが強化され、アメリカのアニメのようなオーバーアクションが繰り広げられた[1]。
また、連載終盤において、当時の松田聖子のヒット曲『風立ちぬ』の歌詞を食べ物の名前にした替え歌『風さりぬ』が披露されると、これに読者が大反響を示し、読者コーナーで続きの歌詞が作られるなどの大きな盛り上がりを見せた[1]。
本作の連載終了後の翌4月号から方倉の次作『クマクマずんずん』の連載が開始されたが[2]、本作最終話は普段どおりの1話完結のギャグの上に「つづく」の表示まであり[3]、翌月の『クマクマずんずん』第1話の枠外に本作の連載終了の旨を示すお知らせがあったのみで[4]、明確なスタイルでの最終回は描かれないまま連載が終了した。単行本も第3巻の巻末に第4巻へ続く旨の表示があったが[5]、単行本未収録の連載分を残したまま、全3巻で完結している[1]。
マクラ星から地球へやって来た宇宙マクラのアカンベー。あらゆる物を反対にするアカンベー能力により、地球で友だちになったケンちゃんや周囲の人々の間に、様々な騒動を巻き起こす。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.