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日本語に使われる文字 ウィキペディアから
ヵは、日本語に使われる文字。片仮名のカを小さくした形をしているが、一般的な片仮名ではない。主に数助詞として使用される。
平仮名 | |
---|---|
文字 |
ゕ |
字源 | かの小書き |
JIS X 0213 | 1-4-85 |
Unicode | U+3095 |
片仮名 | |
文字 |
ヵ |
字源 | カの小書き |
JIS X 0213 | 1-5-85 |
Unicode | U+30F5 |
言語 | |
言語 | ja |
ローマ字 | |
JIS X 4063 | xka |
発音 | |
種別 |
「个」あるいは「箇」の略字として「ヶ」という文字があるが、この読みが、「一ヶ月」「一ヶ所」のような場合「か」となること、また、「ヶ」との字形の類似から「ヵ」と表記されたことから広まった。
そのため、「ヵ」という文字は「ヶ」が使われる場面で、かつその読みが「か」となる場合しか通常は使われない。また、生まれた経緯から「ヵ」を使うのは不適切であり、代わりに「ヶ」とするか、「カ」「か」「箇」を使うべきだとする者もある[誰?]。
平仮名と片仮名の互換上の理由で平仮名の「ゕ」という文字もあるが、前述の用途で使用することは正しい利用方法ではない。
中世以前の古文書の中に「ヵ」あるいは「ゕ」が使用されている場合があるが、この場合は「个」あるいは「箇」の略字として使用しているのではなく、「カ」あるいは「か」を小書きしただけである。この用法で使用されるのは助詞であることが多い。
「ヵ」が使われる例
「ヵ」が使われない例
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