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『まりなりなぁV3!〜precious stories〜』は、2011年12月21日に大野まりなのアイドルデビューから25年におよぶ芸能生活の記念として発売されたベスト・アルバム[1]。
前2作は萌えソング(電波ソング)がほとんどを占めるアルバムであったが、四半世紀にわたる大野の活動を集大成した今作はアイドル歌謡から電波ソングまで幅広い曲が収録されている。当初、大野自身の意思により「お金に換えられない道のりとしての」『precious stories』を本題とする予定であったが、前作までとの関係を考え副題となった。
選曲は大野自身により行われ、「私が泣いている時も笑っている時も曲が表現してくれている」「このアルバムは大野まりな自身」「私の歩みを表現してくれている 〜precious stories〜 なんです」とその意義を語っている。
大野が紆余曲折の末に、ようやく歌手となる夢を叶えて初の曲。夢に向かって頑張る人を応援する歌詞で、『ラジオ 声優グランプリ』で頻繁にかけられた。収録されたCDの発売が受験の時期であったことからお守りとして持たれ、「おかげで合格した」という葉書をよくもらったという。大野自身も落ち込んだ時はこの曲を聞いている。
PC-FXのイメージキャラクターロルフィーを主役としたゲームの主題歌。ロルフィーは大野が初めて役をもらったキャラクターで、当時はよくそのコスプレをして歌った。
それまでは地声に近い声で歌っていたが、初めて役用につくった声でキャラクターソングとして歌われた。
上記三曲は発売時期が古く、入手困難になっていたものを愛好者の意見を反映させて特に選んだもの。
畑亜貴との出会いのきっかけとなった曲。
合いの手を工夫し、カヴァーもされるなど萌えソングとしての代表曲の一つ。
劈頭の8bit電子音が特徴的。この曲で大野まりなの色が固まったという。
「モキュモキュ」の連呼が特徴的な萌えソング。
景家の提案で曲中に呪文を織り込み、ライブでは大きく盛り上がるので必ず歌われる。
1stアルバム『まりなりなぁ』発売後に、声をつくった電波ソングでなく素の声で歌いたいとの要望でつくられたバラード。
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