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日本の漫画雑誌 ウィキペディアから
『ねこぱんち』は、少年画報社が刊行している猫をテーマとした、アンソロジーコミック形式の女性漫画雑誌。別名『にゃんCOMI』(にゃんこみ)。
猫を題材とした描き下ろし漫画を掲載しており、少年画報社では唯一の女性漫画雑誌である。女性漫画家を中心とした執筆陣である。2006年から月刊化され、コンビニや女性客の多い商店街の書店を中心に配本されている。漫画雑誌ではあるが、A5判ソフトカバー無線綴じというコンビニコミックと類似した体裁となっている。コミック表紙は毎号「なごむにゃ〜」の文字を色違いに表記して猫の写真を大きく出し、その周りに掲載漫画作品のイラストカットが配置されるという構成になっている。
前身としてペット漫画誌『メイ・ファミリア』が刊行されていた。そちらは7号で休刊となったが、一部の作品は本誌に連載が引き継がれた[1]。『キジトラ猫の小梅さん』『まねきねこ不動産』が本誌の100号より前に(前者は86号で、後者は95号で)100話を迎えているのはそのため。
特定作家の作品を特集したり、「犬」漫画を中心としたり(7月1日をもって連載終了)、獣医師に取材した「別冊」的な姉妹シリーズなどもあり、これらには『ねこぱんち』の通巻号数と別に号数が振られている。3周年記念号では、『キジトラ猫の小梅さん』の主人公の小梅とその仲間たちのイラストになった(4周年、5周年、8周年記念号も同じ)。
『ねこぱんち』の派生アンソロジーコミックとして、大人の読者を対象にした『おとなのねこぱんち』[2]、江戸時代をテーマにした『お江戸ねこぱんち』、魔法をテーマにした『魔法のねこぱんち』、ライト版の『OYATSUねこぱんち』[3]、黒猫を題材にした『くろねこぱんち』[4]、ホラーテイストやミステリアスな要素を持つ作品を扱う『世にも奇妙なねこぱんち』[5]、ゆるさをコンセプトにした『ゆるゆるねこぱんち』[6]なども刊行されている。このほか、単行本未収録の作品の再録のみで構成された派生誌も複数発売されている。作品によっては複数の派生誌、あるいは本誌と派生誌にまたがって連載されることがある。
秋水社の『ねことも』とは2013年の時点で編集者同士が二十数年来の付き合い[7]であり、出版社の枠を超えて互いに広告を掲載しているほか、『ゆるゆるねこぱんち白書2013』では編集者同士の対談を行っている。
「ねこぱんちCOMICS」と表記され、看板キャラクターである小梅を背表紙下部に設置し、各タイトルが常時縦書きで表記されている。裏表紙には、猫のシルエットが上部あるいは下部に入る。刊行開始年は2008年である。
2015年8月、新レーベル「ねこの奇本」を刊行開始。第1回配本は喜月かこ『にゃんこみゅにけーしょん(第1巻)』、瞳ちご『クラーヴェイの鍵(第1巻)』。
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