なると (飲食店)
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なるとは、株式会社なると(旧:有限会社若鶏時代なると)が北海道で展開する若鶏半身揚げ・ザンギなど唐揚げが名物の飲食店。「なるとグループ」として運営している店舗は「若鶏時代なると」「小樽なると屋」「回転寿司うずしお」である。「ニューなると」を運営していた株式会社鳴戸商事は2018年4月に倒産している。 2021年現在において、半身揚げおよび唐揚げ(ザンギ)の味付け、仕入先が同じ「なるとグループ」は、北海道内にある「若鶏時代なると」「小樽なると屋」のみしか存在しない。
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概要
なるとは以下のように複数の会社により展開している
- 若鶏時代なると - 元祖である小樽市に構える1959年創業の「有限会社若鶏時代なると」が展開。創業者は栗嶌寅男。現在は創業者の実孫(三女の次男)阿部誠が運営する。
- ニューなると - 株式会社鳴戸商事が展開、創業者の長女の夫である佐藤一磨が運営していたが2018年4月倒産。
- 小樽なると屋 - 株式会社FOOD COLLECTが展開、有限会社若鶏時代なるとと同じく阿部誠が運営している。
- なるとキッチン - 株式会社TREATが展開、「ニューなると」創業者の実子(「若鶏時代なると」創業者の実孫)である佐藤友昭が運営している[2]。
- 若鳥のなると - オホーツク管内で展開、血縁関係はないが「若鶏時代なると」からのれん分けして運営している。
店舗
- 若鶏時代なると
若鶏時代なると 本店1956年、栗嶌寅男・たみ子夫妻は淡路島福良より小樽市へ移住。当初はお好み焼き屋として創業。その後、半身揚げが誕生し、業態を変え若鶏時代なるとを開店。その後、寿司も展開した。北海道における若鶏半身揚げの元祖店であり、寿司・若鶏半身揚げがメインの飲食店であるが、カレー・天ぷら・丼もの・ラーメン・焼き鳥なども扱っている居酒屋・食堂である。北海道・東北の鶏を使用。料金は前払い制であり、追加注文をする場合、その都度会計をしなければならない。また、テイクアウトのみの場合、会計後店外の玄関ホールで待つことになる。
- ニューなると
1978年創業。寿司・若鶏半身揚げがメインの寿司店。長女の夫佐藤一磨が経営。寿司職人として修行後、若鶏時代なるとで修行。1978年花園支店を譲り受け独立。 「小樽ニューなると」として丸井今井・Feeeal旭川とデパートにも展開し、半身揚げやザンギ・手羽先など揚げ物のみでテイクアウトのみとなっていた。北海道伊達市産の伊達地鶏の生肉を使用していた。2005年4月26日、2号店である出抜小路店を開店していたが閉店後は、小樽なると屋が出抜小路店のみ引き継ぐ。 2015年1月20日をもって閉店との告知がHPと店頭でなされたのち再開するも、運営する鳴戸商事が2018年4月に倒産。
- なるとキッチン
2017年創業。「ニューなると」創業者の実子であり「若鶏時代なると」創業者の実孫である佐藤友昭が経営。「ニューなると」の姉妹店として2017年1月に札幌すすきの店をオープンし、2店舗目を2017年5月18日に道外初出店となる路面店を東京五反田にオープン [3]。2018年9月6日には初ののれん分けである広島店がオープン[4]。
- 若鳥のなると
若鶏時代なるとで修行した店主が暖簾分けして独立。若鳥のなると(なると 網走店)を開店。北海道産の生肉を使用。 若鳥のから揚げ 網走なると北見店はここの流れを組む。
- 小樽なると屋 朝里本店
2007年、若鶏半身揚げをメインとした飲食店「小樽なると屋」を個人創業し、2008年11月株式会社NARUTO-YA.COMを設立。2011年商号を株式会社FOOD COLLECTに変更。小樽市・札幌市・帯広市・函館市・苫小牧市など北海道内に展開するチェーン店であったが、現在は肉加工製造に特化したことで、当社が運営していた飲食店舗を株式会社なるとが承継。国産の鶏を使用し、味・製法などをそのまま受け継いでいる。
特徴
- 鶏肉
北海道産鶏肉の生肉を使用。
- から揚げ
- 若鶏半身揚げ - 半身に切られた骨付きの鶏肉を使用。ネック(首の部分)・胸肉・手羽先・手羽元・もも肉まで味わえる。塩・こしょうで味付けしたものを素揚げにて調理し、そのまま提供される。
- ザンギ - 大振りに切られた鶏もも肉を使用。
- 若鶏ネック揚げ - ネック(首の部分)の肉を使用。
- 手羽先
脚注・出典
外部リンク
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