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日本の漫画家 ウィキペディアから
こやま ゆかり(本名:藤野 由雅利、12月23日 - )は、日本の漫画家。大阪府摂津市生まれ、茨木市在住(1991年時点[1])。吹田東高校卒業[1]。
昼間は会社員(OL)として働きながら夜間は漫画制作という生活で投稿した『プリテンダー』が「第12回mimi 新人まんが賞」の佳作を受賞し、1988年、『mimi Carnival』9月号(講談社)に掲載されデビューを果たす[注 3]。
デビューから4ヶ月後には、その後長期シリーズとなる『あなたにホの字』(全11巻)の読切1作目『恋の?温泉旅行』を同誌12月号に描いた[6][7]。以降、『mimi(月2回刊行時代のFORTNIGHTLY mimi)』や『Kiss』(講談社)などを主な活動の場としている。女性視点での多くの恋愛ドラマを発表。
1991年、作者の地元タウン誌インタビューで漫画家になった経緯を問われると、子供の頃から仕事にしようと考えた事はなかったが、ストーリーを書くのが好きで誰かに読んで貰いたくて『mimi』に応募・入賞したのがキッカケで担当者から誘われたと答えている。また漫画家として特別に修業をした経験はなく自己流な事、目標とする漫画家として『柴門ふみ』の名前を挙げ、「人間を描ける漫画家になりたい」と語っている[1]。
1992年『Kiss』創刊4月号では、まだ新人漫画家である自身の新連載『肩ごしに投げキッス』(見開きカラー扉絵)が巻頭を飾らせていただいたと、同誌の20年間を振り返る企画クロニクルに於いて「1番の思い出」としてエッセイ漫画に描いた[8]。
高い作家性から原作の提供も多く、『Kiss』2017年8月号より『やんごとなき一族』の連載を開始[9]。丸7年続いた代表作の一つ『バラ色の聖戦』の巻数に次ぐ長期シリーズとなっている(2024年12月現在:既刊17巻[10])。
等身大かつ時代を切り取ったストーリー[注 4]は、多くの社会人女性や主婦層を中心に支持されている[要出典]。
恋愛に関わる普遍的な女性の喜びや悩みや不遇な立場を扱う作品は、年代を超えた共感を呼び、ロングセラーとなっている[要出典]。
2017年に連載終了した『バラ色の聖戦』(2011年テレビドラマ化)が、2年後、デジタル配信書店『BookLive』の「少女マンガ・女性マンガ部門2019年上半期ランキング」第1位を獲得するなど(集計期間:2019年1 - 6月[5][14])、読者から息の長い支持をされている。
同作品の掲載誌『Kiss』元編集長・鈴木学は、同誌の看板作品であり読者から圧倒的な支持を得ていたと、編集長イチオシ漫画特集記事でコメント[15]。また『Kiss』という雑誌にはドラマチックな恋愛漫画があるというイメージを作り上げたメイン作家の1人として作者の名を挙げ、創刊から20年間中心で活躍している功績を称えた(2014年11月時点[16])。
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