えばん ふみ(9月19日[1] - )は、日本の漫画家。福岡県出身[2]。血液型はA型[1]。
2004年、第55回りぼん新人漫画賞で準入選を受賞し、デビュー。当初は「江斑ふみ(えばんふみ)」というペンネームで活動していたが、初連載作品である「木々のゆくえ」からは「えばんふみ」と改名して活動している。「えばんふみ」というペンネームは、小中学時代のあだ名「ふみばん」にちなんでいる[3]。
2011年を最後に『りぼん』での活動を終え、2012年から「夏芽ミカン(なつめ みかん)」のペンネームで『花とゆめ』(白泉社)で読み切りや短期連載を発表している。
『Cookie』(集英社)2016年1月号から再び「えばん ふみ」名義で活動を始めている。
『デジタルマーガレット』(集英社)2022年12月より「笹 花火(ささ はなび)」名義でも活動を始めている。
江斑ふみ名義
単行本では「えばんふみ」で統一
- 春風吹く島(デビュー作・2005年『りぼん冬休みびっくり大増刊号』掲載)
- ハーモニー(2005年『りぼんオリジナル4月号』掲載)
- サンタになりたい(2006年『りぼん冬休みチャレンジ!大増刊号』掲載)
- ミドリの架け橋(2006年『りぼん春のチャレンジ!大増刊号』掲載)
- きっと輝ける(2006年『りぼん夏休み超びっくり大増刊号』掲載)
- 3月の夢(初本誌・『りぼん』2007年3月号掲載)
- 声になる(2007年『りぼん春の超びっくり大増刊号』掲載)
えばんふみ名義
- 木々のゆくえ(初連載・全3回・『りぼん』2007年7月号 - 9月号掲載)
- 光の巣へ(連載・全6回・『りぼん』2007年12月号 - 2008年5月号掲載)
- こもれび。(連載・全5回・『りぼん』2008年8月号 - 12月号掲載)
- 温度(2009年『冬休み大増刊号りぼんスペシャル』掲載)
- だけど、あまのじゃく(2009年『夏の大増刊号りぼんスペシャルハート(およびダイヤ)』掲載)
- 夜明け前に(2010年『冬の大増刊号りぼんスペシャル』掲載)
- ブルーフレンド(連載・『りぼん』2010年5月号 - 11月号および2011年『冬の大増刊号りぼんスペシャル』掲載)
- ブルーフレンド〜second season〜(連載・『りぼん』2011年7月号 - 11月号掲載)
- ブルーフレンド〜虹色の彼女〜(2011年『秋の大増刊号りぼんスペシャルリアル』掲載[4]) - 『青春はゾンビでした』第1巻に収録
- 君と僕のさがしもの(2010年『夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ』掲載)
- 青春はゾンビでした[5](『Cookie』2016年1月号[6] - 2017年7月号[7]、全3巻)
- 幼な妻でごめんっ!(『ザ マーガレット』2017年8月号[8]、2018年4月号[9] - 2021年夏号[10]、全6巻)
夏芽ミカン名義
- 迷子の果実(『花とゆめ』2012年8号掲載) - 第434回HMC優秀賞・新人賞受賞
- 歌えないFairy(『花とゆめonline』掲載)
- まるふく片想い(『花とゆめonline』、『花とゆめ』2012年15号掲載)
- 大みそか、ぼっちなう?(『花とゆめ』2013年1号掲載)
- キスはアドリブで(『ザ花とゆめ』2013年6/1号掲載)
- フジョシ×コイカツ(『花とゆめ』2013年21号掲載)
- 春の3人の帰り道(『花とゆめ』2014年13号掲載) - 高屋奈月『フルーツバスケット』のトリビュート漫画
- パパには秘密なのですが(『花とゆめ』2014年14号 - 16号・19号・22号掲載)
- うさぎくんのしつけ方。(『花とゆめ』2015年6号・12号・13号掲載)
- 恋するストーカー(『ザ花とゆめ』2015年12/1号掲載)
笹花火名義
- 関谷先生、恋のリハビリお願いします。-ココロとカラダの快感療法-[11](『デジタルマーガレット』2022年12月6日[12] - 2023年8月22日配信[13])
このあだ名は、彼女の留守中に友達から電話がかかって来た際、応対した弟が「ふみばんは、今いないよ。」と言ったことに由来する(単行本『光の巣へ』の巻末おまけページより)。