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『怪異いかさま博覧亭』(かいいいかさまはくらんてい)は、小竹田貴弘による日本のギャグ漫画作品。『月刊ComicREX』(一迅社)にて、2007年1月号から2010年7月号まで連載された。話数全四十二幕、単行本は全5巻。
のちに『いかさま博覧亭』に名を改め、『電撃コミック ジャパン』にて連載していたが、本誌休刊に伴い連載は現在停止中。
元々は『Comic REX』2006年2月号に載った読み切り(序幕としてコミックス1巻に収録されている)が人気を博し連載化したもの。主にゲーム系アンソロジーで執筆してきた作者にとっては初のオリジナル連載である。
内容は江戸・両国に店を構える貧乏見世物小屋「博覧亭」の住民が妖怪や怪異現象等を巡って珍騒動を起こすドタバタ漫画だが、人情的なシリアス要素なども織り交ぜられている。1820年代頃の江戸時代の江戸が舞台だが、ギャグ漫画ゆえか、時代考証はさほど厳密ではない。
なお、コミックスの余りページには作者による江戸時代の風俗や文化などの薀蓄が載せられている。1巻の後書きには安彦良和が一枚絵とコメントを、2巻の後書きには小池一夫がコメントを、3巻の後書きには山崎峰水が一枚絵とコメントを、4巻の後書きには美川べるのが一枚絵とコメントを、5巻の後書きにはG=ヒコロウが一枚絵とコメントをそれぞれ寄せている。
単行本は全5巻出版され、『Comic REX』連載は終了。その後作者のブログにて『電撃コミック ジャパン』(アスキー・メディアワークス刊)での再開、連載されることが告知された[1]。新連載は、2010年10/15のプレ創刊号から開始。その後、2010年12/24の創刊から、月刊ペースで読める。タイトルは『いかさま博覧亭』に改められたものの、内容は『怪異いかさま博覧亭』のまったくの続きで、しかもプレ創刊号掲載の第一幕冒頭で「怪異」の看板が落ちるというブラッキーなギャグまで掲載されていた。
続編である『いかさま博覧亭』1巻(2011年10/15発売)の帯とコメントは、鬼頭莫宏が寄せている。
※キャストはドラマCD版のもの。
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