X-MEN:フューチャー&パスト
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『X-MEN:フューチャー&パスト』(X-Men: Days of Future Past)は、マーベル・コミックのスーパーチーム「X-メン」をベースとした、2014年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。ブライアン・シンガーが監督・製作し、サイモン・キンバーグが脚本を担当、ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらが出演した。「X-MEN」フランチャイズの7作目で、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)、『X-MEN: (2011年)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)の続編にあたり、『ファースト・ジェネレーション』に続いてX-MEN新シリーズの2作目にあたる。
X-MEN: フューチャー&パスト | |
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X-Men: Days of Future Past | |
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監督 | ブライアン・シンガー |
脚本 | サイモン・キンバーグ |
原案 |
サイモン・キンバーグ マシュー・ヴォーン ジェーン・ゴールドマン |
製作 |
ローレン・シュラー・ドナー ブライアン・シンガー サイモン・キンバーグ ハッチ・パーカー |
製作総指揮 |
スタン・リー トッド・ハロウェル ジョシュ・マクラグレン |
出演者 |
ヒュー・ジャックマン ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ハル・ベリー アンナ・パキン エリオット・ペイジ ショーン・アシュモア オマール・シー ダニエル・クドモア ニコラス・ホルト エヴァン・ピーターズ ピーター・ディンクレイジ イアン・マッケラン パトリック・スチュワート |
音楽 | ジョン・オットマン |
撮影 | ニュートン・トーマス・サイジェル |
編集 | ジョン・オットマン |
製作会社 |
20世紀フォックス映画 マーベル・エンターテインメント ザ・ドナーズ・カンパニー デューン・エンターテインメント |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
公開 |
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上映時間 |
131分[1] 149分(ローグ・エディション) |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $200,000,000[3] |
興行収入 |
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前作 |
X-MENフランチャイズ ウルヴァリン:SAMURAI(2013年) 新シリーズ X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年) |
次作 |
X-MENフランチャイズ デッドプール(2016年) 新シリーズ X-MEN:アポカリプス(2016年) |
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ストーリーは、クリス・クレアモントとジョン・バーンによる1981年の『アンキャニィX-MEN』のストーリー「デイズ・オブ・フューチャーパスト」にインスパイアされたもので、2つの時代に焦点を当てており、ローガンは1973年にタイムスリップして歴史を変え、人間とミュータントの両方に破滅をもたらす出来事を防ぐことになる。オリジナル三部作の最終章『X-MEN:ファイナル ディシジョン』と、新シリーズ『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の両作品の続編となる内容となっている。先に制作された、ウルヴァリンなどを主軸に据えた『ファイナル ディシジョン』までの初期三部作と、それ以前の過去の時代を描く若い頃のプロフェッサーXやマグニートーを主軸に据えた『ファースト・ジェネレーション』の2つのシリーズをまとめ、両シリーズ全体の物語に一応の完結を迎えさせつつも、歴史が変化した新たな時間軸の始まりを示唆する内容となっている。また、本作の直近に公開されたスピンオフ(外伝)作品『ウルヴァリン:SAMURAI』は、初期三部作と本作の間の時期の出来事として位置付けられており、同作のエピローグには本作へと繋がる場面があった。
2015年7月には、劇場公開版ではカットされていたローグの登場シーンを中心に、複数の未公開シーンを追加した完全版『X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディション』が全世界で映像ソフトにて発表された。