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ロシア型加圧水型原子炉
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ロシア型加圧水型原子炉(ロシア語: Водо-водяной энергетический реактор, ラテン文字転写: Voda Voda Energo Reactor, VVER, 英翻字: vodo-vodyanoi enyergeticheskiy reaktor, 英: water-water energetic reactor (WWER)[1], 日本語: (軽)水(冷却,軽)水(減速)発電炉)は元々はソ連で、現在はロシアのギドロプレス設計局によって開発されている[2]商業発電用加圧水型原子炉の設計のシリーズである[3][4]。
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このような原子炉のアイデアは、クルチャトフ研究所でサヴェリー・モイセヴィッチ・ファインバーグによって提案された。VVERはもともと1970年代より前に開発され、継続的に更新されてきた。その結果、VVERという名前は、第1世代原子炉から最新の第3世代+原子炉設計まで、さまざまな原子炉設計に関連付けられている。出力範囲は70~1300MWe(en)で、最大1700 MWeの設計が開発中である[5][6]。最初のプロトタイプ VVER-210 は、ノヴォヴォロネジ原子力発電所で製造された。VVER発電所は主にロシアと旧ソ連に設置されているが、中国、チェコ共和国、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、スロバキア、ブルガリア、インド、イラン、ウクライナにも設置されている。VVER原子炉の導入を計画している国には、バングラデシュ、エジプト、ヨルダン、トルコが含まれる。