SSG (パキスタン)
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SSG(Special Services Group:特殊任務群)は、パキスタン陸軍の特殊部隊である。 1950年~1960年代にアメリカ陸軍の援助により創設された。世界の特殊部隊の中においても、山岳地帯の特殊作戦においては実績と練度が高いと評価されている。2001年のアメリカ同時多発テロ事件後のアフガニスタン戦争においては、ウサーマ・ビン・ラーディンやアルカーイダの掃討・殺害を目的に活動した。パキスタンの軍政上詳細は公開されていないが、2006年に行われた中国の特殊部隊との合同演習「友情2006」で一般報道陣むけに、SSGの演習風景が公開された。
SSGが創設された経緯から見ても、アメリカ軍の各特殊部隊との連携や共同運用も可能であると考えられる。
また、パキスタン海軍にも、SSGN(Special Services Group Navy)という特殊部隊が存在する。