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L'Arc~en~Cielの楽曲、シングル(2004年) ウィキペディアから
「READY STEADY GO」(レディ・ステディ・ゴー)は、日本のロックバンド、L'Arc〜en〜Cielの22作目のシングル。2004年2月4日発売。発売元はKi/oon Records。
「READY STEADY GO」 | ||||||||||||||||
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L'Arc〜en〜Ciel の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『SMILE』 | ||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 |
CCCD CD-DA デジタル・ダウンロード | |||||||||||||||
ジャンル |
ポップス ロック | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | Ki/oon Records | |||||||||||||||
作詞 | hyde | |||||||||||||||
作曲 | tetsu | |||||||||||||||
プロデュース |
L'Arc〜en〜Ciel 岡野ハジメ | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
※ いずれも日本レコード協会認定 | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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L'Arc〜en〜Ciel シングル 年表 | ||||||||||||||||
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前作「Spirit dreams inside -another dream-」から約2年5ヶ月ぶりとなるシングル。本作は、2003年6月から7月にかけて国立代々木競技場 第一体育館で開催した、バンド活動再開の幕開けとなる復活ライヴ「Shibuya Seven Days 2003」を経てリリースされた久々の新譜となっており、2003年7月から本格的に開始されたアルバム『SMILE』のレコーディング期間中に制作された。
本作の表題曲「READY STEADY GO」は、2000年代のU.S.ポップ・パンクの雰囲気を纏ったスリリングなスピード感にあふれたロック・ナンバー。ちなみにL'Arc〜en〜Cielは、2003年12月26日に日本武道館で行われた所属事務所主催のライヴイベント「天嘉 弐 -DANGER II-」にシークレットゲストとして出演しており、このイベントでシングル発売に先駆け表題曲を初披露している。なお、このライヴイベントの模様は、表題曲が収録された9thアルバム『SMILE』の初回限定盤に付属する特典DVDに収録されている。
また、表題曲は、本作発売の約1ヶ月半前の2004年1月10日から、MBS・TBS系列で放送されていたテレビアニメ『鋼の錬金術師』の第2期オープニングテーマに使用されている。L'Arc〜en〜Cielの楽曲がテレビアニメのテーマソングに使用されたのは、1999年6月から放送されたアニメ『GTO』のオープニングテーマに使用された「Driver's High」以来約4年半ぶりとなる。 そして本作発売から約1ヶ月後となる2004年3月からは、中国全土にてヤクルト「養楽多」CMソングに使用されている[4]。さらに、本作発売から約20年後の2024年1月29日には、スーツブランドのORIHICAと表題曲のコラボ特別WEB動画が公開されている[5]。
本作のフィジカルの売上枚数と、表題曲のダウンロード数を合わせると50万ポイント以上を売り上げており[1][3]、表題曲は2000年代以降のL'Arc〜en〜Cielを代表する楽曲の一つとなっている。また、作曲者であるtetsuyaは、ソロ名義の活動でこの曲を頻繁にセルフカバーしている。2008年12月27日に行われた所属事務所主催のライヴイベント「JACK IN THE BOX 2008」では、tetsuyaと西川貴教(T.M.Revolution、abingdon boys school)がツインボーカルでセッションしている[6]。このセッションでは、ギターをINORAN(LUNA SEA)とMIYAVI、ベースをSHUSE(ex.La'cryma Christi)、ドラムを白鳥雪之丞(氣志團)、キーボードとマニピュレーターを中尾昌文が担当している[6]。さらに、2012年9月15日に行われた西川貴教主催による野外ロック・フェスティバル「イナズマロックフェス 2012」でもtetsuyaと西川がツインボーカルでセッションしている。ちなみに、L'Arc〜en〜Cielと同じくキューンミュージックに所属していたロックバンド、FLOWが2012年7月6日にフランス・パリで開催された「JAPAN EXPO 2012」のライヴイベントでこの曲をカバーしている[7]。さらに2013年7月6日には、トリビュートアルバム『L'Arc〜en〜Ciel Tribute』にも参加したアメリカのロックバンド、ゼブラヘッドが野外ロックフェスティバル「SUMMER SONIC 2013」でカバーしている[8]。
表題曲のミュージック・ビデオは、2007年12月5日に発表したクリップ集『CHRONICLE 3』に初収録されている。また、2019年12月11日に、公式YouTubeアーティストチャンネルにおいてYouTube Music Premium限定で映像の有料公開が開始されている。前述のYouTubeチャンネルでの有料公開開始から約2年4ヶ月後となる2022年4月29日からは、映像の無料公開が開始されている。なお、この映像のディレクターは竹石渉が務めており、映像はメンバーをデフォルメ化したアニメーションとバンドの演奏シーンで構成されている。tetsuyaは、ミュージック・ビデオの印象について「(自分の中でこの映像は)「瞳の住人」につながってるんですよね[9]」「監督はそれぞれ別の人で、「READY STEADY GO」撮った監督さんは次のシングルが「瞳の住人」だなんて全く知らずに撮ってるわけですから(偶然つながった)[9]」「「READY STEADY GO」のクリップはシンプルに4人が集まって演奏してるんスけど。監督の中に"コンタクト"というキーワードがあって。そういうところでアイ・コンタクト。それが「瞳の住人」につながってったんですよ[9]」を語っている。
カップリングには、表題曲のレコーディングでメンバーがそれぞれ担当した楽器等のサウンドを抜き取ったバージョンが収録されている。このバージョンを収録することになったのは、yukihiroの「練習するのに"ドラム・レスが欲しい"[10]」という要望がきっかけとなっている。メンバーによれば「どのパートが欠けてもラルクの音として成立しなくなる」というメッセージが込められているというが、本作発売のプロモーションのために出演したテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』にて、「マニアックな試み」「自分達ですら、一度聞いたらもう二度と聴かないと思う」と苦笑いで語っていた。余談だが、2004年3月に発表した次作「瞳の住人」のカップリングには、hyde以外のken、tetsuya、yukihiroの3人が表題曲のボーカルを担当したバージョンが一曲ずつ収録されている。
フィジカルの規格は、CCCDで当初販売されたが、2005年10月26日にCD-DAで再発売されている。ちなみに、本作がL'Arc〜en〜Cielとして初めてのCCCD規格となっている。さらに本作は、日本の他、大韓民国においてリリースされている[4]。日本人アーティストが韓国でシングル作品をリリースすることは、これが初となった[4]。
本作は発売初週となる2004年2月16日付のオリコン週間シングルチャートで、前作「Spirit dreams inside -another dream-」に続き2作連続通算11作目となる首位を獲得している。また、本作は「NEO UNIVERSE/finale」「STAY AWAY」を発売した2000年以来約4年ぶりにオリコン年間シングルチャートTOP30にランクイン(年間18位)している。さらに、アニメーション作品の主題歌に使用された楽曲を含んだシングル作品のセールスを集計した、2004年度オリコン年間アニメシングルチャートにおいて、自身初の年間首位を記録している。また、本作発売から約15年後となる2019年12月11日から各種サブスクリプションサービス(定額制音楽配信)にて、この日までに発表したL'Arc〜en〜Cielの全楽曲のストリーミング配信を全世界で一斉解禁しているが[11]、表題曲は同年12月12日に公開されたSpotifyの週間バイラルトップ50(日本)チャートで2位を獲得している[12]。ちなみにこの週では、TOP18までをL'Arc〜en〜Cielの楽曲が独占しており、1位は「flower」が獲得している。さらに、このバイラルチャートTOP50のうち、半分以上となる34曲でL'Arc〜en〜Cielの楽曲がチャートインする結果となった[12]。
全作詞: hyde、全作曲: tetsu、全編曲: L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「READY STEADY GO」 | |
2. | 「READY STEADY GO」(hydeless version) | |
3. | 「READY STEADY GO」(kenless version) | |
4. | 「READY STEADY GO」(tetsuless version) | |
5. | 「READY STEADY GO」(yukihiroless version) | |
合計時間: |
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