QCM-D
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QCM-D(散逸測定型水晶振動子マイクロバランス、quartz crystal microbalance with dissipation monitoring)とは水晶振動子マイクロバランス(QCM)の一種であり、後述のリングダウン法に基づき表面科学分野で使用される装置である。
QCM-D は界面の共鳴センシングに用いられる。用途は液体環境での膜厚(吸着したタンパク質層の厚さなど)の測定が最も多い。また、膜厚以外の試料特性、特に層の柔らかさの精密な調査にも使用される。