P-700 (ミサイル)
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P-700「グラニート」 (ロシア語: П-700 «Гранит»ペー・スィミソート・グラニート)は、ソビエト連邦で開発された長射程型の対艦ミサイル。愛称は「御影石」の意味。
概要 種類, 製造国 ...
![]() P-700「グラニート」(SS-N-19)弾体。西側諸国では長らくP-500(SS-N-12)のような形状だと考えられていたが、クルスク沈没事件で海中から引揚げられた際に真の姿が判明した。 | |
種類 | 長射程対艦ミサイル |
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製造国 |
![]() |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 0.85 m |
ミサイル全長 | 10 m |
ミサイル重量 | 6,980 kg |
弾頭 |
500 kt核弾頭 または 750 kg通常HE |
射程 |
700 km (核弾頭型) 550 km (通常弾型) |
推進方式 | 固体燃料ロケット・ブースター+ラムジェット・サステナー |
誘導方式 |
中途航程: INS+指令 終末航程: IRH+ARH |
飛翔速度 | マッハ2.5 |
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西側諸国においては、アメリカ国防総省(DoD)識別番号としてはSS-N-19、NATOコードネームでは「シップレック」(英語で「難破船」の意味)と呼ばれた。