Omega (TeX)
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Omega (おめが) とは、Unicodeの基本多言語面を用いる組版システムTeXの拡張の一つである。1991年、TeXの拡張が停止された後に、John PlaiceとYannis Haralambousによって開発された。主としてTeXの多言語処理能力を向上させるための開発である。Omegaには、新しい16ビットのフォントエンコーディングが組み込まれている他、omlgcとomahというフォントも含んでおり、広範な言語の文字に対応している。
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2004年のTeX Users Group年次会議において、Plaiceは新プロジェクトをOmegaから分離させる決定を発表し (このプロジェクトは未だ公開されていない) 、一方HaralambousはOmegaの範疇で開発を続けることになった。
OmegaにおいてLaTeXはlambda (らむだ) という。