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カシオペヤ座の散開星団 ウィキペディアから
M52 Messier 52[1] | ||
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仮符号・別名 | NGC 7654[1] | |
星座 | カシオペヤ座 | |
見かけの等級 (mv) | 7.3[1] | |
視直径 | 13.0' [2] | |
分類 | 散開星団[1] | |
発見 | ||
発見日 | 1774年9月7日[2] | |
発見者 | シャルル・メシエ[2] | |
発見方法 | 望遠鏡による観測 | |
位置 元期:J2000.0[1] | ||
赤経 (RA, α) | 23h 24m 48.0s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | +61° 35′ 36″[1] | |
赤方偏移 | -0.000133[1] | |
視線速度 (Rv) | -40.00 km/s[1] | |
固有運動 (μ) | 赤経: -2.77 ミリ秒/年[1] 赤緯: -1.18 ミリ秒/年[1] | |
距離 | 5,000光年[2](約1.5kpc) | |
M52の位置
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物理的性質 | ||
年齢 | 35×106年[2] | |
他のカタログでの名称 | ||
Mel 243 | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
約200個の若い星からなる。この星団の集中度は1立方パーセクあたり55.7個であり、M11と同程度で散開星団としてはまばらな方である。全体の形は不正形の半円とか、不正三角形とか、東南を指す細い矢(ジョーンズ)などと表現されている。マラスは針の姿に見立てた。鳥の形に見る人もいる。
双眼鏡では星雲状に見えその中に僅かばかりの星が浮かんでいる。口径6cmの望遠鏡では微星がはっきりしてくる。口径10cmの望遠鏡では更に多くの星を分離でき、明るくびっしりと星が集まっている様子がわかる。全部の星を分離するには口径30cm程度の望遠鏡を必要とする。
1774年9月7日に、フランスの天文学者シャルル・メシエがモンテーニュ彗星 (C/1774 P1) を観測中に発見した[3]。メシエは「非常に微かな星の集まり。星雲状物質を交え、普通の色消し望遠鏡で見える」と記している[3]。ジョン・ハーシェルは「大きく星数が多く、丸く集中している。星の等級は9~13等」と記した[3]。スミスは「乱雑に星がまかれているが、三角形を作る星の頂点に、橙色の星が置かれ、羽を伸ばした鳥のようである。7~8等級の星2個が先行し、他の同じぐらい明るい星が後続する」と記した[3]。ウェッブは「不規則。よくあることだが橙の星がある」とした。
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