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GtkRadiant はコンピュータゲーム用のマップ作成プログラムであり、id Software と Loki Software が開発した。多数のコンピュータゲームでマップ作成に使われている。id Software とボランティアによって保守されている。
開発元 | id Software |
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最新版 |
1.6.7
|
リポジトリ | |
対応OS | Microsoft Windows, Linux, Mac OS X |
種別 | ゲーム用マップ作成ツール |
ライセンス | GPL |
公式サイト | icculus.org/gtkradiant/ |
GtkRadiant は id Software の社内ツールだった。NEXTSTEP上のQuakeのマップを作成するツール QuakeEd などからUI設計の影響を受けている。コードは Quake II 開発時に社内ツールとして使っていた QE4 のもの(後に Quake II SDK として公開)がベースである。Robert Duffy は QE4 のソースコードを使って QERadiant を開発し、これがマップエディタとして広く使われるようになった。id Software はそのコードを社内用に採用して Q3Radiant を開発し Quake III Arena 用の設計ツールとした。これらはいずれもWindowsでのみ動作するアプリケーションである。
2001年、Q3Radiant に2つの大きな変更を施した GtkRadiant をリリース。第一にGTK+ツールキットを使い、Linuxと Mac OS X をサポートした。第二にゲームエンジンから独立した実装となり、新たなゲーム向けの機能がゲームパックとして追加されている。
GtkRadiant は GNU General Public License でリリースされているフリーソフトウェアである。ソースコードはかなり以前から id Software のSubversionリポジトリから入手可能で、Q3Radiant中核部が独自ライセンス(Quake III Arena のコードが一部使われているため)、それ以外がGPL互換ライセンスで提供されていた。ライセンスが二重になっているために、これを使った商用開発は難しかった。2005年8月19日、Quake III Arena のソースコードが Q3Radiant のソースコードと共に公開された。そして2006年2月17日、GtkRadiant のエディタとツールセット(特にBSPコンパイラ Q3Map2)がGPLライセンスでリリースされた。
GtkRadiant からのフォークの1つ。id TECH4 エンジンに最適化されている。元々は Doom 3 のModである The Dark Mod の開発のために作られた。GtkRadiant に対して様々な改良を施している。
GtkRadiant 1.6.0 に相当するバージョン。1.4.0 を基にしており、開発が進行中である。各種ゲーム用のマップを作成できる。
GtkRadient の Subversion サーバにある主なゲームパックによると、例えば以下のようなゲームに対応している。
以下のゲームもかつてサポートされていた。
さらに以下のオープンソースのゲーム(ゲームエンジン)プロジェクトでは、マップエディタとしてGtkRadiantを採用している。
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