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D-36 (エンジン)
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D-36(Д-36)は、ウクライナのイーウチェンコ=プロフレースが生産する3軸式高バイパスターボファンエンジンである。イーウチェンコ・プロフレース D-36、ロタレフ D-36とも呼ばれる場合もある。
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1970年代初頭に(当時のソ連の基準ではとても先進的だった)Yak-42、An-72、An-74の開発でウラジーミル・アレクセーエヴィチ・ロタエフの指導の下で開発が始まった。1971年から試運転が始まり、1974年に初飛行試験を行い、1977年から生産が開始された。
エンジンは、3段式のタービンで駆動される29枚のブレードで構成されるチタン製の単段式のファンを備え、外装部はアラミド繊維でできている。6段式の低圧圧縮機のブレードはチタン製で非冷却式の単段式の低圧タービンで駆動される。7段式の高圧圧縮機は鋼製のブレードでフィルム冷却と内部冷却による単段式の高圧タービンで駆動される。An-74TK 4A-300に搭載される派生型は逆推力装置を備える。