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車輪配置 4-8-4 (しゃりんはいち4-8-4、ホワイト式分類)は2軸先輪・4軸動輪・2軸従輪で構成されるものをさす。アメリカ式分類での愛称は定まった愛称はなく、各鉄道会社によって異なり、FEF(Four-Eight-Four)、ノーザン (Northern)、ポコノ(Pocono)、グリーンブライアー(Greenbrier)、ゴールデンステート(Gorlden State)、ナイアガラ(Niagara)、ポトマック(Potomac)、デキシー(Dixie)、ワイオミング(Wyoming)、コンフェデレーション(Cofederation)と呼ばれる。
4-8-4という車輪配置はこれ以前からあったマウンテン(4-8-2)と、ライマ社がバークシャー(2-8-4)で成功した2軸従台車によるスーパーパワーを組み合わせたもので[1]、アルコやボールドウィンといった機関車メーカーがそれぞれ独自に開発したものである。
最初にこの形式で作られたのは1927年のノーザンパシフィック鉄道がアルコ社に注文したマウンテン予定だったものを計画変更したもので、この車輪配置は強力な牽引力と高速走行を両立できたため、同年にはノーザンの他にサンタフェ、ラッカワナ・アンド・ウェスタン、カナダ国鉄の各鉄道にも導入され、最終的にニューイングランドを除くアメリカ各州の鉄道で活躍した[2]。
また大動輪が採用されたのも特徴の一つで、同じ2軸先台車・4軸動輪であるマウンテンはアメリカ国内では動輪直径が1854㎜以上のものがほとんどなかったのに、4-8-4は2m超の機関車もかなり多い事が挙げられる[3]。
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