1973年のテレビ(1973ねんのテレビ)では、1973年(昭和48年)の日本におけるテレビジョン放送全般の動向についてまとめる。
- 4月1日 - 奈良テレビ放送
- 4月2日 - NHK津・岐阜(県域テレビジョン放送)
- 11月1日 - 東京12チャンネル (株式会社運営の一般局として) 日本科学技術振興財団が運営していたテレビ事業本部「東京12チャンネル(科学テレビ)」を、これまで財団の番組を制作してきた「東京十二チャンネルプロダクション」(10月24日に「東京十二チャンネル」に社名変更)が、施設や資産を引き継いだ。しかし免許に関しては郵政省によるチャンネルプランの変更(10月19日。京浜地区の民放教育専門局用(第10と第12チャンネル)を廃止し、改めて民放総合局用(同一)を割り当てる)もあり財団が科学技術教育局として申請していたのを取り下げ、東京十二チャンネル側に一般局としての免許が付与された。よって「財団テレビ局が10月31日に廃局。11月1日に12チャンネル開局」という形である。
番組
- 放送開始20周年
- 放送開始15周年
- 放送開始10周年
- 放送開始5周年
特別番組
- 1月1日
- 2月27日
- 12月31日
- 12月31日 - 1974年1月1日未明
注釈
1973年10月から1975年9月の間は牛乳石鹸共進社一社提供のため、『シャボン玉歌まね合戦スターに挑戦!!』と改題。その後も牛乳石鹸はシリーズ終了まで筆頭スポンサーを務める。
1986年10月より『ミュージックステーション』(2019年10月より21時枠へ移動)の放送開始にともない放送時間を移動、以後も度々枠移動を繰り返し2020年現在は30分枠に短縮、深夜に放送されている。なお、2020年4月よりBS朝日で『ワールドプロレスリングリターンズ』のタイトルで金曜20時枠で放送開始されている。
初代はアニメーションを使用したもので、1975年まで放映された(実写となるのは1976年の2代目からであり、2021年現在は9代目である)。
前週開始したばかりの『仮面ライダーV3』第2話「ダブルライダーの遺言状」で達成。
当初は関西ローカルでスタート。2年8ヵ月後にはNET→テレビ朝日系列の全国ネット番組となる。
前年10月、関西ローカルの深夜番組『ナイトパンチ』木曜日版の内包コーナーとしてスタートしたのが人気を得たため、30分番組として独立。1年後、フジテレビ系列の全国ネット番組となった。
出典
日本民間放送連盟(編)「試行と胎動と試練の年 テレビ」『月刊民放』第3巻第12号、日本民間放送連盟、1973年12月15日、18 - 21頁、NDLJP:3470893/10。
日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1973年4月)」『月刊民放』第3巻1973年6月号(25)、日本民間放送連盟、コーケン出版、1973年6月15日、45頁、NDLJP:3470887/24。
日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1973年10月)」『月刊民放』第3巻第12号、日本民間放送連盟、1973年12月15日、47頁、NDLJP:3470893/24。
日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1973年11月)」『月刊民放』第4巻第1号、日本民間放送連盟、1974年1月15日、55頁、NDLJP:3470894/28。
日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、2,36頁。
日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、37頁。