高敞、和順、江華の支石墓群
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高敞、和順、江華の支石墓群(コチャン、ファスン、カンファのしせきぼぐん、고인돌 유적、コインドルユジョク)は、大韓民国西部地域に散在するユネスコの世界遺産(文化遺産)。
支石墓(朝: 고인돌、コインドル)は、紀元前1000年から紀元前100年にかけて、大きな石で造られた墓のことである。支石墓には、足の長い石柱に石を載せテーブル状に石を組んだ「北方式」と短い石柱に石を載せた碁盤状に石を組んだ「南方式」の2種類がある。
世界的に見て、支石墓は欧州のイギリスやフランスがひとつの中心で、南インド、東南アジア、中国沿海部にも存在するが、朝鮮半島が世界で最も支石墓の数が多い。
全北特別自治道高敞郡高敞邑・雅山面にある支石墓群。約1,764メートルの範囲に442基の支石墓が群集する。韓国最大の支石墓密集地域である。北方式と南方式が混在する。
光州広域市の南、全羅南道和順郡道谷面・春陽面にある支石墓群。10キロにわたり約500基の支石墓が分布する。最近発見され、保存状態が良い。南方式。
ID[1] | 名称 | 画像 | 所在地・座標 | 面積 | 緩衝地帯面積 | 内訳[2] |
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977-001 | 高敞の支石墓群 | 全北特別自治道高敞郡高敞邑 北緯35度26分50.017秒 東経126度38分57.372秒 |
8.38 ha | 8.07 ha | 高敞竹林里支石墓群(史跡) | |
977-002 | 和順の支石墓群 | 全羅南道和順郡道谷面、春陽面 北緯34度59分12.221秒 東経126度55分1.78秒 |
31 ha | 190 ha | 和順孝山里および大薪里支石墓群(史跡) | |
977-003 | 江華の支石墓群 | 仁川広域市江華郡河岾面、内可面、江華邑、両寺面 北緯37度46分25.77秒 東経126度26分14.028秒 |
12.27 ha | 116.48 ha | 江華富近里支石墓(史跡)、以下仁川広域市記念物:江華内可鰲上里コインドル、江華大山里支石墓、江華富近里チョムゴルコインドル、江華富近里コインドル群、江華三巨里コインドル群、江華古川里コインドル群、江華鰲上里コインドル群、江華橋山里コインドル群 |
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
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