高島 雅羅(たかしま がら[注 1]、1954年3月2日[6] - )は、日本の女優、声優である。東京都台東区浅草出身[2]。青二プロダクション所属[3]。
概要 たかしま がら高島 雅羅, プロフィール ...
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父は肉屋を営んでいた[2]。
実践女子学園中学校・高等学校卒業[2][8]後、当初はビジネスイベントのナレーターをしており、来場者に大手電機メーカーの最新コンピュータの説明をする仕事をしていた[4]。コンピュータの知識はなく、ある時、客から製品の機能について質問されて絶句して張り付いた笑顔のまま、「それでは説明を始めます」と説明[4]。そのことについてショックで、「喋ることは好きだったが、中身のない飾り物になることが嫌だ」と目が覚める[4]。そんな時に知人からプロダクションを紹介され、吹き替えの仕事をもらって声優としての活動を始める[4]。
劇団薔薇座出身で[9]、野沢那智の下で演技の指導を受けた[10]。演技指導の厳しさで知られていた野沢も、高島の実力を高く評価している[10]。
初レギュラーは1978年、『新・エースをねらえ!』の滝みちる役となる[2]。
2008年4月より東京俳優生活協同組合からアクロス エンタテインメント[9]に移籍。2009年10月まで所属していた。その後、フリーの期間を経て、2010年に俳協[9]に復帰。2018年1月1日に青二プロダクションに移籍[11]。過去に同人舎プロダクションにも所属していた[12]。
2015年、第9回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞[13]。
音域はメゾソプラノ[9]。
アニメや吹き替え問わず多数の作品に出演している。
キム・ベイシンガー、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、ジーナ・デイヴィス、レネ・ルッソ、ミシェル・ファイファー、マーグ・ヘルゲンバーガーなどを担当。古典劇から現代劇、重厚なドラマからシットコム・コメディ、特撮作品まで幅広く出演し、ヒロインの吹き替えも多くこなす。
温厚で穏やかな人柄として知られ、現場での信頼も厚い。
田中敦子は、新人時代に高島の演技や人柄に感激し、現在でも目標としている。
夫は同じく声優の銀河万丈[4]。夫婦での共演も多数ある。
資格・免許は調理師免許[9]。趣味は園芸[9]。特技はジャズダンス、クラシックバレエ[9]。
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
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劇場アニメ
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OVA
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ゲーム
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テレビ番組
- ショウビズTODAY(テレビ朝日系列) - ナレーション
- 地球ドラマチック(ボイスオーバー)
- テマノビ〜手間のかかった美しさ〜(2015年4月7日 - 、テレビ東京) - ナレーション
- 木曜洋画劇場(不定期ナレーション)
- 奇跡のレッスン(ボイスオーバー)
- 驚き!ニッポンの底力「鉄道王国物語4」(NHK BSプレミアム) - ナレーション
- Mr.サンデー(2019年10月 - 、フジテレビ) - ナレーション[71]
ラジオドラマ
- 終戦記念日特集・奇跡の生還から67年 餓島ふたたび(語り)
注釈
芸名の「雅羅」は痩せていた高島が「鶏ガラ」のようだというところから、当て字で名付けられた[7]。
シリーズ一覧
『グリム名作劇場』(1987年 - 1988年)、『新グリム名作劇場』(1988年 - 1989年)
第1期(2005年)、第2期『第二幕』(2007年)[25]
第1期(2012年)、第2期『PERFECT ORDER』(2012年)
『SPIRITS』(2007年)、『GENESIS』(2016年)
出典
『芸能手帳タレント名簿録Vol.29('94〜'95)』連合通信社・音楽専科社、1994年、140頁。
「声優クローズあっぷ」『ジ・アニメ』1980年10月号、近代映画社、1980年9月、150頁。
“高島 雅羅”. 東京俳優生活協同組合. 2003年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月14日閲覧。
“スペースコブラ”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2021年3月7日閲覧。
“巨神ゴーグ”. サンライズワールド. 2023年5月5日閲覧。
“宇宙船サジタリウス”. 日本アニメーションOFFICIAL SITE. 日本アニメーション. 2016年6月7日閲覧。
“星界の紋章”. メディア芸術データベース. 2016年8月17日閲覧。
“STAFF・CAST”. Master of Epic The Animation Age. あにてれ. 2017年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月22日閲覧。
“獣兵衛忍風帖”. マッドハウス. 2016年6月24日閲覧。
“地獄のバスターズ”. Zeque Productions, LLC.. 2024年3月27日閲覧。
“TENET テネット”. ふきカエル大作戦!! (2020年12月8日). 2020年12月8日閲覧。
“レディ・プレイヤー1”. ふきカエル大作戦!! (2018年4月13日). 2018年4月27日閲覧。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー コンボイセット解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 1』タカラ、1994年6月25日、36頁。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 LD解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 3』タカラ、1995年9月、36頁。